ベトナムの2007年度コーヒー輸出高は120万トン(前年比:22.3%増)、輸出金額は18億ドル(前年比:50%増)だった。
これによって、コーヒーは農林産品としては輸出金額が最も高い品目となり、輸出金額10億ドル以上の1つとなった。また、コーヒーが米の輸出金額を13%程度上回ったが、これは初めてのことである。
ベトナム・ココア・コーヒー協会によれば、ベトナムのコーヒーの輸出先上位10カ国はドイツ、アメリカ、スペイン、イタリア、ベルギー、ポーランド、フランス、韓国、イギリス、そして日本である。こうした国への輸出高が全体の75%を占めている。最大輸出国はドイツである。
また、中近東やアフリカ、ASEAN諸国、中央アメリカなどへの輸出も増加している。
商工省では、コーヒー輸出は2008年も価格、そして市場に恵まれると見ている。ただし今年は特にコーヒーの質の向上に重点が置くことで、輸出高は8.3%程度減少する見込み。それでも、輸出金額は2007年同様とすることを目標に掲げている。
すでに農業農村開発省も、コーヒーを生産するこれまでの習慣を変更し、品質を向上させることを目的として、同省栽培局ではコーヒー農家を対象に輸出用コーヒーの分類水準を発表している。
全国のコーヒー栽培面積はおよそ50万ヘクタール。北部のタイグエン省一体、及びベトナム東南部地方に集中している。ロブスタ種コーヒー生産では世界第1位の座を占めている。コーヒーの輸出高はベトナムの農産物の輸出高の13%を占めており、世界マーケットシェアの43%を占めている。