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ベト株ニュース - 市場概況

  
  

証券市場、調整局面継続 完全無料ニュース

[2006/12/23 13:28 JST更新]

 ホーチミン証券取引所が現在の市場が過熱気味と下落危機を警告する中、タイや近隣アジア諸国の証券市場の下落を受けて、12月22日のベトナム証券市場も連続して大幅に株価が下落した。
 ホーチミン市場では、VNインデックスが34.73ポイント減の744.15ポイント。67銘柄が下落し、うち41銘柄がストップ安となった。取引総額も前日比で50%に落ち込んだ。一方ハノイ市場でも、主要銘柄であるSSI、BVS、ACBが軒並み下落し、HASTCインデックスは14.35ポイント減の236.73ポイントとなり、取引総額は前日比で3分の1に満たなかった。
 長期的な視野で見て、市場が過熱し過ぎている時に調整局面に入ることはよくあることで、今の時点では取り立てて心配することはない、と一部の証券会社は見る。
 現在のP/E(PER)からみるとベトナム市場平均が31.18倍と他の市場平均と比べて高く、30~70倍に達しているものも多くあることを指摘する専門家もいる。
 この局面はもう少し続くと見る証券会社がある一方で、経験の少ない投資家は、ホーチミン取引所の警告をより真摯に受け止めるべきだとする声もある。


  
  
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