ハノイ百貨大学安全ネットワークセンター(BKIS)が3月に考察した結果、ベトナムの証券会社22の運営するウエブサイトのうち、実に12のサイト(54%に相当)が脆弱性に重大な問題を抱えていることが指摘された。そのままで対策をとらなければ、ハッカーによる攻撃を受けた際に悪用されることになるという。
”ハッカーが攻撃することで、取引結果が変更されたり、指数に修正が加えられたりと、間違った情報が表示されることになります。”BKISは安全状況総括の中でこのように警告している。
発見した後、BKISでは警告書と解決方法をすぐに12の証券会社へ送付した。BKISによれば、3月中には外国人のコンピュータによって、2台のサーバー上のウエブサイトのインターフェイスが勝手に変更されケースが100件以上あったという。