同契約の締結により、VNAは2015年中に新たな航空機18機を購入する計画だ。具体的には、米ボーイング(Boeing)社からボーイングB787-9型機を8機、仏エアバス(Airbus)社からエアバスA350-900 XWB型機を10 機購入する。これらの航空機はそれぞれ最先端の資材や高度な技術を用いて製造されているため、費用や必要燃料の大幅な削減が可能となり、VNAの国際線の展開において戦略的な役割を果たすものと期待されている。
VNAは現在、航空機83機を所有しており、2015年までに101機、2020年までに150機へと増やす計画を明らかにしている。2011年から2015年までに新たに26機を導入する計画の一環として、11月15日にはエアバス社から購入したエアバスA321型機(機体番号:VN-A612)がハノイ市のノイバイ国際空港に着陸している。
なお、VCBは、11月に実施されたVNAの新規株式公開(IPO)でVNAの株式を取得し、大株主となっている。