三井住友銀行(SMBC、東京都千代田区)は18日、大手民間銀行エクシムバンク[EIB](Eximbank)との戦略提携契約を解消したと発表した。
SMBCとEIBは2007年に戦略提携契約を締結した。翌2008年にSMBCがEIB株15%を取得し、以降ベトナムにおける戦略パートナーとして連携してきた。しかし、事業環境の変化を踏まえ、双方の合意のもとで提携を解消することとなった。
提携の主な内容は、◇ベトナムにおけるリテール金融分野での協働、◇ベトナム進出日系企業へのサービス力強化、◇日本とベトナムの貿易金融、◇技術支援。
SMBCは、ハノイ支店およびホーチミン支店に加え、2021年10月28日付けで株式会社三井住友フィナンシャルグループ(SMBCグループ、東京都千代田区)の連結子会社であるSMBCコンシューマーファイナンス株式会社(東京都中央区)による出資が完了したVPバンク・SMBCファイナンス(VPBank SMBC Finance)とも連携し、引き続きベトナムにおける成長戦略をより一層強化していく。
なお、VPバンク・SMBCファイナンス(VPBank SMBC Finance)は、「プロミス」や「SMBCモビット」を展開するSMBCコンシューマーファイナンスが、VPバンク[VPB](VPBank)からVPBの100%子会社であり消費者金融市場でトップシェアを握るFEクレジット(FE Credit)の持分49.0%を取得し、社名を変更したもの。