不動産デベロッパー大手で多角展開しているノバランド不動産投資グループ[NVL](Novaland Group)傘下のフィンデリ(PhinDeli)はこのほど、インスタントコーヒーの米国向け輸出を果たしたと発表した。
米国に初出荷された商品ロットは11日、カリフォルニア州オークランド港で通関された。米国向けインスタントコーヒーは、同市場の消費者志向を考慮した上で開発されたもので、アメリカ食品医薬品局(FDA)の基準を満たし、認証を取得している。
同商品はさらに、「ISO 22000:2018」と「コーデックスHACCP(HACCP Codex Alimentarius)」の国際規格も満たしている。
フィンデリは2021年、NVLの傘下に入った。NVLの支援を受け、米国での販売網を構築・拡大している。フィンデリは今後、米国市場の開拓に注力するほか、韓国、アラブ首長国連邦(UAE)、日本、中国への輸出も強化していく方針。