地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の研究所のビン・ビッグデータ(VinBigData)はこのほど、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)をサポートする人工知能(AI)プラットフォーム「ビン・ベース(VinBase)」を正式に発表した。
ビン・ベースは、企業が実際のニーズに合わせてAIソリューションを選択し、カスタマイズや統合もできる包括的なAIプラットフォームで、企業がAIやビッグデータのソリューションを事業活動に活用することをサポートする。
企業はビン・ベースを介して、チャットボット「VinBase Chatbot」、ボイスボット「VinBase Callbot」、バーチャルアシスタント「VinBase Virtual Assistant - ViVi」など、複数のコミュニケーションチャネルでバーチャルアシスタントを作成・管理することができる。
ビン・ベースの特徴として、音声バイオメトリクス、センチメント分析、ノイズリダクションなどの最新の音声テクノロジーと、100を超える様々な分野や業界によって構築された知識に基づき開発されており、100以上の異なる言語による多言語サポートも可能としていることが挙げられる。
ビン・ベースは既に複数の分野に導入されており、特にカスタマーケアなどでビジネスを効果的にサポートして経営効率を最適化している。