地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電気自動車(EV)メーカーであるビンファスト(VinFast)は28日、MB新生ファイナンス(MB Shinsei Finance=Mクレジット=MCredit)との間で戦略的事業提携契約を締結した。
MB新生ファイナンスは、軍隊銀行[MBB](Military Bank)とSBI新生銀行(東京都中央区)が合弁出資する消費者ローン会社。
契約によると、MB新生ファイナンスは、全国約200か所のビンファストショールームで同社ブランドの電動バイクを購入する客にローンを提供する。電動バイク購入客に対する金利は月0.99%で、最初の4か月は無利子とする。
対象となる製品は、◇エボ200(Evo200)、◇エボ200ライト(Evo200 Lite)、◇フェリスS(Feliz S)、◇クララS 2022(Klara S 2022)、◇ベントS(Vento S)、◇テオンS(Theon S)の6車種で、販売価格は2200万~6990万VND(約13万3000~42万円)となっている。
なお、ローン利用客は申し込み時に身分証明証を提示し、本人確認の手続きを行うだけでよい。所要時間は約20分。