地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下でビンファスト(VinFast)製の電気自動車(EV)・電動バイクのレンタカー・タクシー会社であるグリーン・スマート・モビリティ(GSM)は23日、バックダイズン貿易サービス(Bach Dai Dung、北中部地方ハティン省)との間で、ビンファスト製EVの購入・レンタルに関する覚書(MOU)を締結した。
覚書によると、バックダイズンはGSMからEV車両の「VF 6」と「VF 5 Plus」を計300台購入またはレンタルし、同社が「バックダイズン」ブランドで展開するタクシーサービスに投入する。同ブランドで運行するEVタクシーは全車両ホワイトのカラーリングとなる。
バックダイズンは第1弾として、2023年末までに60台を購入。残りは2024年中に購入またはレンタルの形で追加投入する計画だ。利用者は、GSMの配車アプリ「Xanh SM」でバックダイズンのタクシーを予約することが可能。
なお、GSMはこれまでに輸送会社20社以上と事業提携する形で、サービスエリアを全国23省・市に拡大している。さらに2023年末までに30省・市に拡大させ、タクシー3万台、バイクタクシー6万台の投入を目指す。