ベトナムを代表する情報技術(IT)最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)と、日本の脱炭素型農業開発のパイオニア企業である株式会社フェイガー(東京都港区)は、ベトナムの農業分野における企業向けのコンサルティングサービスとデジタルトランスフォーメーション(DX)ソリューションの共同研究・開発に関する覚書に調印した。
この協力は、温室効果ガスの排出を削減し、ベトナムでのグリーン化移行プロセスを促進するため、農林業分野での技術開発を推進することを目的としている。
FPTは、ベトナム国内の農林業セクターでグリーントランスフォーメーション(GX)エコシステムを構築・拡大する役割と、組織、企業、ベトナムの農村をつなぐ役割を担っている。FPTは、農林業生産における管理の最適化、排出量の削減、効率の向上に向けて、コンサルティングから技術ソリューションの導入まで、包括的なサービスを提供する。
一方、フェイガーは、ベトナムの組織や企業がGXを推進し、プロジェクトを実施するための資金的支援を確保できるよう、専門的な知識や専門家の提供、二国間クレジット制度(JCM)からの資金調達を支援する。