降雨量不足により貯水ダムの水位が低下し、水力発電量が減少している。北部では6日、同地域の水力発電所7か所のうち6か所が一時的に稼働を停止した。
これには、ソンラ水力発電所(西北部地方ソンラ省)やライチャウ水力発電所(同ライチャウ省)、トゥエンクアン水力発電所(東北部地方トゥエンクアン省)など、出力の大きい水力発電所が含まれる。
同日に稼働したのは、ホアビン水力発電所(西北部地方ホアビン省)の1か所のみだった。
全国の1日の電力消費量は8億kWhに達しているが、この需要のうち、水力発電所からの発電量は全体の14%を占めるに過ぎない。猛暑が続く中で電力の需給関係が崩れ、全国で電力不足が発生しており、特に北部で大きな影響が生じている。