ASEAN自動車連盟(AAF)が発表した2023年1~6月期の新車販売台数の統計によると、同期におけるベトナムの新車販売台数は前年同期比▲32%減の13万7327台へと大幅に減少し、東南アジア域内では5位につけた。
新車販売台数の統計は、◇インドネシア、◇タイ、◇マレーシア、◇ベトナム、◇フィリピン、◇シンガポール、◇ミャンマーの東南アジア主要国7か国のデータをまとめたもの。ベトナムに関するデータについては、ベトナム自動車工業会(VAMA)が発表したVAMA加盟企業とVAMA非加盟企業を合わせた新車販売台数(TCモーター=TC Motorとビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンファスト=VinFastを含まず)の統計を使用している。
同期のASEAN主要7か国の新車販売台数は、前年同期比+1.2%増の163万7000台に微増した。インドネシアの新車販売台数は同+6.3%増の50万5000台となり、引き続きASEAN市場をリードし、◇タイ(40万6000台)、◇マレーシア(36万6000台)、◇フィリピン(20万2000台)がこれに続いた。
同期のASEAN主要7か国の生産台数について、ベトナムは同▲33.0%減の7万9271台となり、域内4位だった。