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ベト株ニュース - OTC関連

ビナライン、35億ドルの資金が必要

[2007/09/25 JST更新]

 ベトナム海運総公社(ビナライン、Vinalines)は、2007年年内に全ての子会社の株式会社化及び2008年年初に国際債券の発行、及び船隊拡大・港建設のための新株式会社の設立を準備している。雑誌「証券投資」では、ビナラインの会長であるズオン・チ・ズン氏へのインタビューを下記の通り行った。

質問)首相はビナラインは経営拡大のために国家資本、又はODA資金を使用してはならないと決定していましたが、どこから資金を調達する予定ですか?

ズン会長)2007年1月~7月までに積載量を60万DWT増加させるべく投資を行いました。このスピードを維持すれば、2010年までに、ベトナムの船隊の総積載量は260~300万DWTに達すると予想されています。投資のため我々はシティバンクから1億3,000万ドル借り入れましたが、更にCredit Suisseからも2億ドルを借り入れる予定です。港の建設に関してはデンマークのMarkSeland、及びシンガポールのいくつかのグループと共同でバリアブンタウ省で投資総額がおよそ15億ドルの数多くのプロジェクトを展開しています。

 我々は年末に海外で行われる予定の5億ドルの国債発行で調達される資金を活用、船隊拡大に3億ドル、港の建設に2億ドルを割り当てる予定です。また、ビナラインは海外市場で社債を発行する準備をしています。2010年までに、我々は船隊拡大のために20億ドル、港の建設のために15億ドルの資金を調達しなければなりません。

質問)社債発行はどこまで進展していますか?

ズン会長)格付け及び会計監査を受けており、海外のコンサルティング会社及びアンダーライティング銀行の選択を実施しています。発行は2008年年初に行われる予定です。

質問)ビナラインの子会社の株式会社化を通しての資本金調達の状況はどうですか?

ズン会長)子会社45社は株式会社化を行いましたが、残りの3社のうちの2社は株式競売を実施しています。株式会社化後全ての会社の経営状況は順調です。株式会社化を行っている子会社に船員派遣業務を行っているところがあり、WTO誓約ではベトナムはまだその分野における保護制限を維持するため、海外投資家は株式競売に参加できませんが、保護時期が過ぎれば海外投資家も投資できるようになります。

質問)ビナラインはいつ株式会社化を行いますか?

ズン会長)全ての子会社の株式会社化は今年中完了し、クワンニン省及びハイフォン市のいくつかの大規模な港は100%国営の有限会社となります。ビナラインの株式会社化は2010年以降に行います。株式会社化後における政府の保有率は51~60%であり、サービス分野で活動する企業では50%以下ですが、重要企業では51%の保有率を維持します。しかし、2010年から2012年まで資金調達を行うことで、政府保有率を低下させる方針です。