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[市場概況]
1/21市況:HOSE続落、300レベルでピタリ、海外売越・HASTCも小幅続落、52週安値目前
[2009/01/21 16:29 JST更新]
1) ホーチミン市場(HOSE)
VN-Indexは、2.82ポイント(0.93%)下落し、300.04で終えた。売買高・売買代金共に大きく変わらなかった。米新大統領就任も、金融システム不安で世界的に株安となったことを受けて、続落した。心理的な節目である300レベルで止まった。海外投資家の売越が懸念材料。
株価:前営業日比で上昇したのは47銘柄、80銘柄が下落した。
時価総額上位銘柄ではほとんどが下落した。ビンパール(VPL)はストップ安したが、小幅な下げに留まったものが多かった。ペトロベトナムファイナンス(PVF)とリー冷蔵電気(REE)が小幅上昇した。ホアン・アイン・ザー・ライ(HAG)、ペトロベトナム運輸(PVT)、ハウザン製薬(DHG)は変わらずだった。
売買高第1位はサコムバンク(STB)、サイゴン証券(SSI)、ベトナム石油運輸(VIP)がそれに続いた。REE以外、売買高上位銘柄の株価も安かった。
カドビメックス(CAD)は上場2日目以降、ストップ安を続けている。
海外投資家は取引量を増加させたが、売り越しに転じた。
2) ハノイ市場(HASTC)
HASTC-Indexは0.94ポイント(0.93%)下落し、99.75で引けた。売買高・売買代金共に縮小した。
株価:前営業日比で51銘柄が上昇、70銘柄が下落した。
時価総額上位銘柄ではほとんどが下落した。今日はキンバック都市開発(KBC)が大幅下落した。一方、ブッソンセメント(BTS)は大幅反発した。タックバー水力発電(TBC)は続伸した。
ACB銀行・キムロン証券(KLS)が30万株強、ビナシン投資石油運輸(VSP)20万株弱、ペトロベトナム技術サービス(PVS)が10万株強取引された。VSPと太平洋横断(PAN)が商いを伴って大幅に下落した。
大幅に上昇したものは、売買高が僅かだった。
海外投資家の取引は僅かだったが、ビナコネックス総公社(VCG)への買いが目に付いた。
[ベト株 1月21日]
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