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[市場概況]
3/19市況:利確の売り入り反落、商い更に増加、HOSEでは海外買越広げる
[2009/03/19 16:31 JST更新]
1) ホーチミン市場(HOSE)
VN-Indexは、6.35ポイント(2.32%)下落し、267.04で終えた。売買高・売買代金共に一段と増加した。大幅上昇が続いたこともあり、第1節から利益確定の売りが入り、反落した。すとっぷ高での注文残が大量に出ていた銘柄は、朝から再び買いが入ったが、第2節が始まると売りに押された。その後一時持ち直したが、勢いは続かず、今日の安値で引けた。海外投資家は買い越し幅を大きく広げた。
株価:前営業日比で上昇したのは27銘柄、127銘柄が下落した。
時価総額上位銘柄では大方反落した。4%超下落したものも多かった。一方、ファーライ火力発電(PPC)、ハウザン製薬(DHG)、リー冷蔵電気(REE)などは4%超上昇した。
サコムバンク(STB)は420万株強、サイゴン証券(SSI)は300万株を超えて取引された。これに続いたREEとサコム通信ケーブル(SAM)も200万株を超える大商いを見せた。
トゥオンアン植物油(TAC)、第16リコジ(LCG)、ビンパール(VPL)、ビンコム(VIC)などは商いを伴ってストップ安した。
海外投資家はPPCに54万株強買いを入れた他、REE、ペトロベトナムファイナンス(PVF)、タンティエンプラスチックパッケージ(TTP)、ビエンホア製菓(BBC)、SSIなどにも買いを入れた。一方、ペトロベトナム化学肥料(DPM)、REE、ダナンゴム(DRC)、タイニンゴム(TRC)、ナムベト水産(ANV)へは大きく売りを入れた。
2) ハノイ市場(HASTC)
HASTC-Indexは1.84ポイント(1.87%)下落し、96.3で引けた。売買高・売買代金前日より更に40%程度増加した。
株価:前営業日比で、63銘柄が上昇、80銘柄が下落した。
時価総額上位銘柄は平均株価では上昇したものが多かったが、終値では下落したものがほとんどだた。終値で上昇していたのは、キンバック都市開発(KBC)、バオベト証券(BVS)、ビナシン投資石油運輸(VSP)など。
ACB銀行と、キムロン証券(KL)は350万株を超える大商いだった。240万株でこれに続いたビムソンセメント(BCC)は小幅ながら下落した。
海外投資家は売り越しを続けた。BCCへは200万株超売りを入れた。ブッソンセメント(BTS)とBVSへも50万株前後の売りを入れた。一方ペトロベトナム保険(PVI)へは17万株強買いを入れた。
※株価調整のあった銘柄:ハイハ製菓(HHC)・配当(額面比3%)
[ベト株 3月19日]
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