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[市場概況]
5/28市況:HOSE反落、4営業日ぶりに調整、海外売越続ける
[2009/05/28 16:33 JST更新]
1) ホーチミン市場(HOSE)
VNインデックスは、9.72ポイント(2.29%)下落し、415.45で終えた。売買高・売買代金共に小幅縮小した。第1節で小幅下落してスタートした。その後も前日終値を上回ることなく、安値圏で下げ幅を広げた。商いは依然活発だったが、今日の安値圏で引けた。
株価:前営業日比で51銘柄が上昇、120銘柄が下落した。
時価総額最上位銘柄ではほとんどが下落した。4%超と大幅に下落したものも多かった。上昇したのはペトロベトナムドリリング(PVD)、ビンパールランド(VPL)、ビンコム(VIC)、フーニュアンジュエリー(PNJ)など。PVDを除く3銘柄はストップ高した。
サコムバンク(STB)とサイゴン証券(SSI)の商いが飛び抜けて多かった。また商いが活発な中で上昇したのは、アジアヒュウリエン(HLA)程度だった。
これまで上昇の目立った海運・不動産などが大きく売られた。
海外投資家はファーライ火力発電(PPC)、ヴィンソン-ソンヒン水力発電(VSH)、ビナミルク(VNM)、ホアファット(HPG)、SSI、ビナスン(VNS)などへ大きく売りを入れた。一方、STB、VNM、ミンフー水産(MPC)、FPTなどへは買いを入れた。
※
8銘柄がホーチミン市場取引最終日
2) ハノイ市場(HASTC)
HASTCインデックスは5.98ポイント(4.03%)下落し、142.3で引けた。売買高・売買代金共に縮小した。
株価:前営業日比で、27銘柄が上昇し、148銘柄が下落した。
1兆ドン以上ある時価総額上位銘柄では上昇したのはビナシン投資石油運輸(VSP)のみだった。下げ幅も大きかった。
ソンダ・ビナコネックス銘柄では調整が続いたものが多かった。石炭もベオ山石炭(NBC)以外は下落したが、その他の鉱産資源銘柄は高かった。
海外投資家は買い越した。サハバンク(SHB)へは25万株強、またペトロベトナム技術サービス(PVS)には17万株強、それぞれ買いを入れた。キンバック都市開発(KBC)は海外投資家同士が相対取引で15万株弱取引された。
※株価調整のあった銘柄:リラマ69.2(L62)・配当(額面比9%)
[ベト株 5月28日]
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