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[市場概況]
7/15市況:両市場共に反発、自立反発期待、商いは縮小、海外買越
[2009/07/15 15:53 JST更新]
1) ホーチミン市場(HOSE)
VNインデックスは、8.5ポイント(2.03%)上昇し、427.05で終えた。売買高・売買代金は大幅に縮小した。第1節から5ポイント強上昇した今日の相場は、第2節に入ると一時は10ポイント以上上昇した。ただしその後は戻り待ちの売りが優勢になり、上昇分を大方吐き出した。第3節にかけてはやや戻して引けた。ただし商いは大幅に縮小し、依然様子見ムードも強い。海外投資家は買い越しを続けた。
株価:前営業日比で124銘柄が上昇、20銘柄が下落した。
時価総額上位銘柄では全面高の展開。ビナミルク(VNM)、サコムバンク(STB)、タンタオ工業投資(ITA)などは大幅に上昇した。下落したのはバオベトグループ(BVH)とホアン・アイン・ザー・ライ(HAG)のみだった。
商いが最も大きかったのは400万株強取引されたSTB。サイゴン証券(SSI)も150万株以上取引されたが、それ以外は100万株に達したものはなかった。
海外投資家はSTB、VNM、ホアファット(HPG)、BVH、ビンチャイン建設投資(BCI)などに買いを入れた。一方ファーライ火力発電(PPC)、ベトハン生産(VHG)、ホーチミン市インフラ投資(CII)、VNM、ベトコムバンク(VCB)などに売りを入れた。
※株価調整のあった銘柄:ハノイ郵電施設(HAS)・無償増資(株式割当10対3)、配当(額面比6%)
2) ハノイ市場(HNX)
HNXインデックスは2.22ポイント(1.58%)上昇し、142.9で引けた。売買高・売買代金共に縮小した。
株価:前営業日比で、148銘柄が上昇、28銘柄が下落した。
1兆ドン以上の時価総額上位銘柄で下落したのはサイゴンハノイ証券(SHS)のみだった。ただし上昇したものも、上昇率は1%前後のものが多かった。
取引が多かったのはACB銀行、キムロン証券(KLS)、サハバンク(SHB)などだった。
海外投資家は買い越した。大きく買いを入れたのはSHBとペトロベトナム技術サービス(PVS)、SHSなど。一方、ビナコネックス総公社(VCG)、ハイフォン証券(HPC)、キンバック都市開発(KBC)などへは売りを入れた。
※株価調整のあった銘柄:クアンナム鉱産技術(MIC)・配当(額面比10%)
[ベト株 7月15日]
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