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[市場概況]
11/13市況:VN小幅に3営業日続伸、材料難ながら下値は硬い、海外活発
[2009/11/13 16:01 JST更新]
1) ホーチミン市場(HOSE)
VNインデックスは、2.23ポイント(0.41%)上昇し、548.21で終えた。売買高・売買代金共大きくは変わらなかった。20ポイント強上昇したことや、米株式相場が弱かったことで、第1節は安く始まった。第2節に入ると方向感に欠ける展開に。ただ取引中盤からはじり高となり、高値近くで引けた。海外投資家の商いが活発になり、僅かに買い越した。
株価:前営業日比で94銘柄が上昇、82銘柄が下落した。
時価総額上位銘柄は高安まちまち。ソンダ工業団地(SJS)、総合フォワーディング(GMD)が4%超上昇した。ベトコムバンク(VCB)、ホアン・アイン・ザー・ライ(HAG)、バオベトグループ(BVH)、ペトロベトナム化学肥料(DPM)、サコムバンク(STB)、ペトロベトナムドリリング(PVD)などは小幅下落した。
商いが大きかったのはサイゴン証券(SSI)、エクシムバンク(EIB)、タンタオ工業投資(ITA)、サコムバンク(STB)などだった。売買高上位銘柄で下落したのはSTB程度だった。
海外投資家は買い越した。EIB、バリア・ブンタウ住宅開発(HDC)、トゥドゥック住宅(TDH)、フーニュアンジュエリー(PNJ)などへ買いを入れた。一方、ファーライ火力発電(PPC)、イントレスコ不動産(ITC)、DPM、HDC、SJSなどへは売りを入れた。
2) ハノイ市場(HNX)
HNXインデックスは0.73ポイント(0.40%)下落し、183.64で引けた。売買高・売買代金共に縮小した。
株価:前営業日比で、80銘柄が上昇、132銘柄が下落した。
1兆ドン以上の時価総額上位銘柄は下落したものが優勢だった。ただし総じて値動きは小幅だった。サイゴンハノイ証券(SHS)、サハバンク(SHB)、キムロン証券(KLS)などが下落した。一方、ティエンフォンプラスチック(NTP)などが上昇した。
ビナコネックス総公社(VCG)、KLS、SHB、ACB銀行、キンバックシティグループ(KBC)などの商いが大きかった。
海外投資家は買い越した。NTPへは15万株強買いを入れた。KBC、KLS、BVS、VCGなどへも買いを入れた。一方、KLSへは32万株超売りを入れた。
[ベト株 11月13日]
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