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[市場概況]
3/12: 3日ぶり反発、高値引けで年初来高値更新目前、建設・不動産高い
[2010/03/12 13:22 JST更新]

■ホーチミン市場の市況

　12日の株式市場は3日ぶり反発となり、VN指数は6.87ポイント（1.31%)上昇し、531.51で取引を終えた。売買高は前日比1割弱増加した。　

　全215銘柄中118銘柄が上昇、40銘柄が下落、57銘柄が変わらずだった。

　第1節は前日比高く寄付き、第2節に入ると一旦利益確定の売りに押されるものの、売り一巡後にじりじりと上昇を始める。その後も物色対象を広げながら下値を切り上げる展開となる。そのまま押し目らしい押し目もなく上げ幅を拡大し、第3節に入っても勢いは変わらず今日の高値で引けた。

　時価総額上位銘柄は、不動産セクターでは、ホーチミン市インフラ投資(CII)はストップ高となり、ホアン・アイン・ザー・ライ（HAG）は4.07%、キンバックシティーグループ（KBC）は2.44%、ソンダ工業団地・都市投資（SJS）は0.62%、ビンコム(VIC)は2.25%それぞれ上昇した。銀行セクターでは、ヴィエティンバンク（CTG）は0.32%、エクシムバンク（EIB）は0.44%、サコムバンク（STB）は0.84%それぞれ上昇し、ベトコムバンク（VCB）は変わらずだった。その他の金融銘柄では、バオベト保険(BVH)は4.29%、サイゴン証券（SSI）は0.55%、ペトロベトナムファイナンス（PVF）は1.62%それぞれ上昇した。その他では、ペトロベトナム科学肥料（DPM）は0.86%、リー冷蔵電気工業(REE)は3.09%、サコム通信ケーブル(SAM)は1.58%それぞれ上昇し、FPT(FPT)、総合フォワーディング（GMD)、ホアファットグループ(HPG)、ペトロベトナムドリリング（PVD）は共に変わらずだった。食品では、マサングループ（MSN）は1.96%上昇し、キンド食品(KDC)と、ビナミルク（VNM）は変わらずだった。

　その他中小型銘柄では、製糖会社のラムソン製糖（LSS）は1.02%下落し、ビエンホア製糖（BHS）は変わらずだった。水産セクターは、アンザン水産（AGF）は0.28%、フンブオン水産(HVG)は1.4%、ミンフー水産（MPC）は2%それぞれ下落し、ベンチェ水産（ABT）とナムベト水産（ANV）は変わらずだった。天然ゴムセクターは、ホアビンゴム（HRC）は0.98%、フオックホアゴム（PHR）は2.18%それぞれ上昇し、ドンフーゴム（DPR）は1.45%下落した。

　商いが活発だったのは、HAG、ITA、CII、STB、SAM、SSIだった。



■ハノイ市場の市況

　ハノイ市場は反発し、1.91ポイント（1.11%）上昇し、173.45で取引を終えた。売買高は前日比1割超増加した。　

　全269銘柄中157銘柄が上昇、67銘柄が下落、45銘柄が変わらずだった。

　ハノイ市場は前日比わずかにプラスで始まり、概ねプラス圏での取引が続く。ただホーチミン市場の強い流れと連動しない場面もあり、売り買いともに手掛かり材料難から方向感のない値動きが続く。引けにかけて押し目買いが入り前日比プラスで終了した。

　時価総額上位銘柄は、金融セクターのバオベト証券（BVS）は3.52%、キムロン証券（KLS）は0.38%それぞれ上昇し、アジアコマーシャル銀行（ACB）、サイゴンハノイ商銀（SHB）、ベトナム国家再保険（VNR）は変わらずだった。ペトロベトナム銘柄は、ペトロベトナム保険（PVI）は2.13%上昇し、ペトロベトナム技術サービス(PVS)は0.89%、ペトロベトナムゲアン建設(PVA)は0.71%それぞれ下落し、ペトロベトナム建設(PVX)は変わらずだった。その他では、ティエンフォン・プラスチック(NTP)は3.34%、サイゴン・クイニョン鉱産(SQC)は0.29%、ビネコ鉄鋼(SSM)は2.60%、ビナコネックス(VCG)は1.72%それぞれ上昇し、ハノイミルク(HNM)は3.59%、ビナシン投資石油運輸（VSP）は3.21%それぞれ下落した。

　中小型株では、ベトドゥック鋼管（VGS）は0.74%、ウォールストリート証券(WSS)は0.93%、ヴィエティンバンク証券（CTS）は0.52%それぞれ下落した。

　商いが活発だったのは、KLS、PVX、VSP、VCG、VGS、BVSだった。

[べト株ドットコム　３月１２日]

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