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[ホーチミン証取]
ナムロン投資、西鉄・阪急不動産とホーチミンで分譲戸建て住宅事業に初参画

[2016/04/19 18:12 JST更新]

  西日本鉄道株式会社(福岡市中央区)と阪急不動産株式会社(大阪市北区)は、地場不動産大手のナムロン投資[NLG]と共に、ホーチミン市での分譲住宅事業第2号案件となる「フジ・レジデンス(FUJI RESIDENCE)プロジェクト」を開始する。

  同プロジェクトは、分譲マンション及び分譲戸建て住宅の複合開発。西鉄と阪急不動産にとって海外での戸建て住宅事業への参画は初めて。総事業費は約1兆3000億VND(約64億円)。

  ホーチミン市中心部から約12kmの同市9区に建設する「フジ・レジデンス」プロジェクトは、第1号案件の分譲マンション「フローラ・アインダオ(FLORA-ANH DAO)」の建設地から約1.5kmの距離に位置している。計画地周辺エリアでは、ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)の建設が進められている。

  「フジ・レジデンス」プロジェクトは敷地面積5万3834m2、総戸数は、分譲マンション「フローラ・フジ(FLORA-FUJI)」789戸(延べ床面積5万9775m2)、分譲戸建て住宅「ヴァローラ・フジ(VALORA-FUJI)」84戸(敷地面積1万5178m3)の予定。

  「フローラ・アインダオ」と同じく、ベトナムの中・高所得者層を主なターゲットとして売り出す。平均販売価格は、「フローラ・フジ」が約12億VND(約590万円)、「ヴァローラ・フジ」が約63億VND(約3100万円)。竣工予定は、「フローラ・フジ」が2017年12月、「ヴァローラ・フジ」が第1期2016年11月、第2期2017年2月となっている。

  なお、第1号案件の「フローラ・アインダオ」は15階建てで、敷地面積1万1236m2、延べ床面積3万7854m2、総戸数500戸。総事業費は約5000億VND(約24億6000万円)で、1戸あたりの平均販売価格は約11億VND(約540万円)。2015年4月に販売を開始しており、現在までに全体の約7割が成約済み。7月にも竣工する予定だ。

[2016年4月15日 西日本鉄道株式会社・阪急不動産株式会社ニュースリリース]


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