米経済誌フォーブスがこのほど発表した世界の公開会社上位2000社のランキング「フォーブス・グローバル2000(Forbes Global 2000)」に、
ベトナム投資開発銀行[BID](BIDV)及び
ヴィエティンバンク[CTG](Vietinbank)、
ベトコムバンク[VCB](Vietcombank)の3行が選出された。
BIDの売上高と時価総額は共に26億USD(約2900億円)で、1691位につけた。CTGの売上高は23億USD(約2550億円)、時価総額は28億USD(約3100億円)で、1808位。VCBの売上高は18億USD(約2000億円)、時価総額は55億USD(約6100億円)で、1843位だった。
CTGについては、2012年にベトナム企業として唯一のランクインを果たしており、◇2012年:1989位、◇2013年:1764位、◇2014年:1854位となっている。また、2014年の同ランキングには
ペトロベトナムガス[GAS](PV Gas)も1651位にランクインしていた。
なお、今年の「フォーブス・グローバル2000」には、世界63か国・地域の企業が選ばれている。1位は前年に続き中国工商銀行(ICBC)。以下、◇中国建設銀行(CCB)、◇中国農業銀行(ABC)、◇バークシャー・ハサウェイ(Berkshire Hathaway)、◇JPモルガン・チェース(JPMorgan Chase)、◇中国銀行(Bank of China)、◇ウェルズ・ファーゴ(Wells Fargo)、◇アップル(Apple)などが続いた。
日本企業の上位は、◇トヨタ自動車:10位、◇日本郵政:29位、◇三菱UFJフィナンシャル・グループ:34位、◇日本電信電話(NTT):44位、◇ソフトバンク:69位、◇三井住友フィナンシャルグループ:70位、◇本田技研工業:74位、◇日産自動車:80位など。また、ランクインした企業数を国・地域別に見ると、◇米国:586社、◇中国(香港含む):249社、◇日本:219社、◇英国:92社、◇韓国:67社などとなっている。