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[ホーチミン証取]
ビンファスト、15日開幕のニューヨーク国際オートショーに出展
[2022/04/08 08:01 JST更新]
地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](VinFast)傘下のビンファスト(VinFast)は、4月15日~24日に米国ニューヨークで開かれる「ニューヨーク国際オートショー(New York International Auto Show=NYIAS 2022)」で、自社製の電気自動車(EV)「VF 7」、「VF 8」、「VF 9」の3車種を紹介する。
このうち、中型のスポーツ用多目的車(SUV)「VF 8」(旧名:VF e35)については、試乗体験も行う予定。試乗プログラムは、ジェイコブ・ジャヴィッツ・コンベンション・センター1階のEV試乗エリアで実施される。
「VF 8」は、昨年末に米国ロサンゼルスで開催された「オートモビリティーLA(AutoMobility LA)」や、今年初めに米国ラスベガスで開催された世界最大のテクノロジーイベント「CES 2022」でも展示されたが、走行デモと試乗体験は行われなかった。
「VF 7」、「VF 8」、「VF 9」の3車種はいずれも米国進出戦略の主要モデルで、モダンで繊細なデザインを実現し、高度なテクノロジーを駆使しながらもリーズナブルな価格で快適な体験を提供する。
ビンファストは、ガソリン車の生産を停止し、グローバルなEVメーカーを目指す方針。これまでに「VF 5」、「VF 6」、「VF 7」、「VF 8」、「VF 9」のEV計5車種を発表し、このうち「VF 8」と「VF 9」の2車種は2022年後半に購入者に引き渡される見通し。
同2車種は予約受付開始からわずか3か月で世界各国から合わせて約60万件の予約を獲得している。
米国市場開拓の一環として、ビンファストは、米国ノースカロライナ州に電気自動車・車載電池工場を建設する。同工場はビンファストにとって北米初の自動車工場となる。投資総額は40億USD(約4960億円)、うち第1期に20億USD(約2480億円)を投じる。第1期は年産能力15万台で、年内に着工し、2024年7月に稼働を開始する見通し。
[Bao Dau Tu 13:31 06/04/2022 / QDND 14:22 06/04/2022]
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