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[ホーチミン証取]
ベトジェットエア、ボーイングB737型機200機の購買契約継続 50機はタイ・ベトジェットエアに

[2022/07/21 08:01 JST更新]

 格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は、米ボーイング社(Boeing)との間で、ボーイングB737型機200機の購買契約の履行継続に関する契約を締結した。

 契約は、英国で7月18日から22日にかけて開催されている世界最大級の航空展示会「ファーンボロー国際航空ショー2022(Farnborough International Airshow 2022)」で交わされた。

 世界の航空市場が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)から回復しつつあることを背景に、双方はVJCの事業計画に沿った柔軟な機材引き渡しスケジュールを適用する。その一環として、最初の50機はVJCが出資するタイのLCCタイ・ベトジェットエア(Thai Vietjet Air)に引き渡される。

 今回の契約はまた、トレーニングや技術サービス、技術移転などでVJCをサポートするというボーイングのコミットメントを確認し、VJCの長期的かつ持続可能な成長、運航効率と技術的信頼性の確保、運賃の最適化を目指すものでもある。

 これに先立ち、VJCは2016年に100機の購入契約を締結、2019年に100機の追加購入契約を締結した。ボーイングB737型機MAXの飛行トラブルや新型コロナの影響を受け、契約履行に問題が生じていたが、両社は機材引き渡しスケジュールを調整するなどして計画を再編する形で契約履行を継続することになっている。

[Vietjet Air 20/07/2022]


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