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[UPCOM関連]
VNGゲームスと韓エヌシーソフトが合弁設立、東南アでゲーム配給
[2024/08/08 06:42 JST更新]
地場総合インターネットメディア運営大手VNGコーポレーション[VNZ](VNG Corporation)傘下のVNGゲームス(VNGGames)と韓国のオンラインゲーム運営大手エヌシーソフト(NCSoft)は6日、ゲーム配給を手掛ける合弁会社「NCVゲーム(NCV GAMES)」の設立を発表した。
NCVゲームは、エヌシーソフトの有名ロール・プレイング・ゲーム(RPG)を東南アジア市場で独占的に提供する。第1弾として、2024年下半期中に、◇ベトナム、◇タイ、◇マレーシア、◇インドネシア、◇シンガポール、◇フィリピンの6か国で「リネージュ2M(Lineage 2M)」をリリース予定。
リネージュ2Mは、2019年に韓国で発表されたMMORPG(大規模多人数同時参加型オンラインRPG)。1万人以上のプレーヤーがリアルタイムで接続し、綿密に設計された3Dフィールドで大規模バトルを体感できる世界最大のオープンワールド・モバイルRPGとなっている。
エヌシーソフトは現在、世界60か国・地域のプレーヤーにサービスを提供している。主な運営タイトルとしては、◇ブレイドアンドソウル、◇タワーオブアイオン、◇ギルドウォーズ、◇リネージュ2などがある。
一方、2004年に設立されたVNGは、ベトナムのモバイルメッセンジャーアプリ「ザロ(Zalo)」を開発・運営する総合インターネット企業。ベトナム初のユニコーン企業であり、積極的な事業多角化を通じてプラットフォームとコンテンツ事業部門の双方で持続的に成長を続けている。主な事業分野は、オンラインゲーム、Zalo&AI、電子決済、デジタルビジネスなど多岐に渡る。
傘下のVNGゲームスは、ベトナムトップクラスのゲームパブリッシャーとして知られており、130以上のタイトルから成るゲームポートフォリオを保有。同社はバンコクや北京、上海、台北などアジアの主要都市で11のゲームスタジオを運営している。
[Market Times 08:24 07/08/2024 U]
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