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[産業]
越米企業、エネルギー分野で41.5億USDの協力協定
[2025/03/18 05:54 JST更新]
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米国を公式訪問したグエン・ホン・ジエン商工相の立ち合いのもと、ベトナムと米国の複数企業の間で、総額41億5000万USD(約6200億円)の協力協定が締結された。内容は、エネルギー分野の機械設備や原材料などの調達が中心となっている。
締結された契約は以下の通り。
◇ペトロベトナムガス[GAS](PV Gas)とコノコ・フィリップス&エクセレレート(Conoco Phillips & Excelerate)による液化天然ガス(LNG)の長期売買契約に関する覚書(MOU)。
◇ビンソン製油石化[BSR](Binh Son Refining And Petrochemical)とケロッグ・ブラウン&ルート(Kellogg Brown & Root)による持続可能な航空燃料についての研究協力契約。
◇PVパワー[POW](PV Power)とGEベルノバ(GE Vernova)による発電所向け設備・サービスの調達に関する覚書。
◇ペトロリメックス[PLX](Petrolimex)と米国3大エタノール供給団体(USGC、RFA、Growth Energy)による協力強化および貿易拡大を目的とした覚書。
◇PLXとマーキス・エネルギー(Marquis Energy)によるバイオ燃料の取引促進に関する覚書。
2025年から実施予定の両国間経済協力契約の総額は903億USD(約13兆5000億円)に達し、両国で数十万人の雇用を創出すると見込まれている。ジエン商工相は、両国間の協力余地は非常に大きく、特に科学技術、イノベーション、半導体産業、人工知能(AI)、再生可能エネルギー、金融、医療分野において、さらなる発展が期待できるとした。
[Tien Phong 10:53 15/03/2025]
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