CIMBは認可取得を受けて、ベトナムにおける支店網構築計画に着手した。最初の支店はハノイ市で2016年第3四半期に開業する予定。同時期までに、ベトナム金融当局から事業運営認可を取得する見通しだ。支店では、預金・融資・為替・外貨為替などのフルバンキング業務を行う。
CIMBグループは1924年設立。クアラルンプールに本社を置くマレーシア第2の金融グループで、2015年6月末時点で世界17か国・地域に展開している。
現在ベトナムに進出している100%外資の子銀行は、◇オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)、◇ホンリョン銀行(HLB)、◇香港上海銀行(HSBC)、◇スタンダードチャータード銀行(Standard Chartered Bank)、◇シンハン・ベトナム商業銀行(Shinhan Vietnam)の5行。7月には、シティバンク(Citibank)も全額出資子銀行の設立認可を取得している。