地場総合インターネットメディア運営大手VNGコーポレーション[VNZ](VNG Corporation)が展開するモバイル無料通話・メールアプリ「Zalo(ザロ)」の常連ユーザー数が7500万人を突破した。この数は全国人口の75%に相当する。
ザロは2012年に提供が開始され、通話やメッセージの送受信のほか、フェイスブック(Facebook)のように友達を検索したり写真を投稿したりできることで人気を集め、新規ユーザー数は増加の一途を辿っている。ユーザー数は2018年5月に1億人を突破した。
同アプリは、技術面やインターフェースなどが工夫して設計されて使いやすく、生活だけでなくビジネスにも活用されており、ベトナム人にとって最も重要なアプリの1つとなっている。
ベトナム・モバイル・マーケティング協会(MMA)とディスィジョン・ラボ(Decision Lab)が先般発表した2023年1~3月の調査報告「The Connected Consumer」によると、ザロは引き続きベトナムで最も使用されているメッセージングアプリとなっている。利用率はザロが86%でトップ。以下、◇フェイスブック(Facebook):71%、◇メッセンジャー(Messenger):57%、◇インスタグラム(Instagram):14%だった。