世界市場における天然ゴムの価格が急激に上昇している。
シンガポール市場では、5月12日のゴム(RSS2)の始値(FOB)が1トン当たり4,045シンガポールドル(SGD)となり、先週より2.3%上昇した。東京及び上海でのゴム(RSS3)価格は、3~4%上昇し、1キロあたり307.5円となった。
前年同期比では、アジア市場における天然ゴムの価格は14~17%上昇している。インドネシアでは降雨により、ゴム収穫及び運搬が困難な状態。タイでは、ゴムの在庫品が減少したことで、バンコクでのゴム(RSS1)の価格が引き続き2%上昇し、1キロあたり96.9~97バーツとなった。マレーシアでは、収穫高が減少する一方、国内需要が高まっていることで、輸入超過状態になっている。
原油が次々と最高値を更新し、1バレル当たり126米ドル超にも達しているため、ゴムに対する需要、特に中国及び日本のタイヤ製造企業からの需要が一段と高まっている。