ホーチミン証券取引所(HSX)は、7月2日から3か月にわたり、ザラ場方式の取引セクションに成行注文(Market Price=MP)を試験的に導入すると発表した。28日付カフェエフが報じた。
成行注文とは、現在の一番低い売却注文価格(取引待ち)で購入する注文、又は現在の一番高い購入注文価格(取引待ち)で売却する注文をいう。
上記の規則で取引後、まだ約定されない部分がある場合、上記の次に低い(高い)注文価格での取引となる。
現在、ザラ場方式の取引セクションに適用されているのは指値注文のみであるため、この取引セクションに成行注文が導入されることで取引方法が1つ増え、投資家がより容易に取引出来るようになると期待されている。