1) ホーチミン市場(HOSE)
VNインデックスは、8.12ポイント(1.9%)下落し、418.55で終えた。6営業日続落した。売買高・売買代金は大きく変わらなかった。第1節では2ポイント弱の下落に留まっていたが、第2節に入ると売りが優勢に。VNインデックス416レベルでは下値が堅く、一時は大きく戻したが、再び戻して引けた。バオベトグループ(BVH)はストップ安を続け、ベトコムバンク(VCB)も下げ幅は縮めたものの続落した。海外投資家は僅かに買い越したが、売りも増加させた。
株価:前営業日比で24銘柄が上昇、124銘柄が下落した。
時価総額上位銘柄で上昇したのはビナミルク(VNM)のみだった。ペトロベトナム化学肥料(DPM)とソンダ工業団地(SJS)が変わらずだった。
商いが最も大きかったのはサコムバンク(STB)。サイゴン証券(SSI)、ベトファンドマネジメント1(VFMVF1)、VNM、サコム通信ケーブル(SAM)などがこれに続いた。
上昇したのは、ドンド海運(DDM)、ホアビンビル(HBC)、サビメックス(SAV)、チュオンズオン飲料(SCD)、OPC製薬(OPC)、ダナンゴム(DRC)などだった。
海外投資家はVNM、STB、ファーライ火力発電(PPC)、ホアファット(HPG)、ビンチャイン建設投資(BCI)、ホアセン(HSG)などに買いを入れた。一方PPC、ベトハン生産(VHG)、VNM、ペトロベトナム運輸(PVT)などへは売りを入れた。
2) ハノイ市場(HNX)
HNXインデックスは0.93ポイント(0.66%)下落し、140.68で引けた。売買高・売買代金共に縮小した。
株価:前営業日比で、52銘柄が上昇、123銘柄が下落した。
1兆ドン以上の時価総額上位銘柄で上昇したのはサイゴンハノイ証券(SHS)のみだった。ホアンマイセメント(HOM)が6%超、サハバンク(SHB)は3%超下落した。ペトロベトナム技術サービス(PVS)やキンバック都市開発(KBC)などは変わらずだった。
取引が多かったのはACB銀行、キムロン証券(KLS)などだった。
海外投資家は買い越した。大きく買いを入れたのはSHBとペトロベトナム技術サービス(PVS)やなど。一方、KBCやビナコネックス総公社(VCG)などへは売りを入れた。