1) ホーチミン市場(HOSE)
VN-Indexは、10.61ポイント(3.67%)上昇し、299.54ポイントで終えた。売買高・売買代金は共に増加した。特別な材料もなかったが、海外投資家の売りがひと段落したことがムードを改善させた。ただし円高が進む中でPPCストップ高するなど、やや疑問の残る展開も。海外投資家は今日は再び売り越した。
株価:前営業日比で上昇したのは158銘柄、下落したのは8銘柄のみ。
時価総額上位銘柄では上昇したものがほとんど。4%超上昇したものも多かった。VPL、HSGは大幅下落した。SSIは自社株購入報告が、STBは1日の自社株取引拡大が認められたことが好感された。いずれもストップ高して相場を牽引した。
STBが224万株強、第2位REEは114万株強取引された。2銘柄の取引だけで、前日同様市場全体の約27%を占めた。
ストップ高も続出。一方、HSG、VPL、BTC、PMSなどの下落が目立った。
海外投資家は、取引量を増加させたが、全体では売り越した。
※株価調整のあった銘柄:VGP・現金配当(額面比8%)
2) ハノイ市場(HASTC)
HASTC-Indexは4.02ポイント(3.95%)上昇し、105.9ポイントで引けた。売買高・売買代金共に増加した。
株価:前営業日比で130銘柄が上昇、17銘柄が下落した。
時価総額上位銘柄では上昇したものが多かった。KBC、PVS、PVI、VCG、VSPなどは6%超上昇した。
ACBとKLSは100万株超取引された。VGSとMICは商いを伴って大幅下落した。
初日を迎えたPVAの平均株価は1万3,800ドン、売買高は5万6,600株であった。
海外投資家は僅かに売り越した。
※株価調整のあった銘柄:SAP・現金配当(額面比6%)、SRA・現金配当(額面比13%)
*関連データ他:
サイゴン商信株式商業銀行(サコムバンク) - マーケット情報
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