1) ホーチミン市場(HOSE)
VNインデックスは、0.23ポイント(0.04%)上昇し、556.98で終えた。売買高・売買代金共に減少した。5営業日続伸し、高値を更新したが、上値は重い。出遅れ感のあった銀行銘柄が反発、これまで急伸して来た銘柄の反落が目立った。海外投資家は売り越しを続けた。
株価:前営業日比で69銘柄が上昇、91銘柄が下落した。
時価総額上位銘柄は、高安まちまちだった。ベトコムバンク(VCB)、ヴィエティンバンク(CTG)、ペトロベトナムファイナンス(PVF)、ペトロベトナムドリリング(PVD)、DIC総公社(DIG)などがストップ高した。一方ホアン・アイン・ザー・ライ(HAG)、FPT、ソンダ工業団地(SJS)、キンド食品(KDC)などが大幅に下落した。
ベトファンドマネジメント1(VFMVF1)、サイゴン証券(SSI)、サコム通信ケーブル(SAM)、ホーチミン市インフラ投資(CII)、サコムバンク(STB)などが活発に取引された。
海外投資家は売り越した。ホアファット(HPG)、ヴィンソン-ソンヒン水力発電(VSH)、ペトロベトナム化学肥料(DPM)、STB、SSI、SJSなどへ売りを入れた。一方ビンチャイン建設投資(BCI)、DPM、ファーライ火力発電(PPC)、FPT、PVDなどへは買いを入れた。
※株価調整のあった銘柄:STB・株式配当(株式割当20対3)、有償増資(株式割当20対3、発行株価1万ドン)
2) ハノイ市場(HNX)
HNXインデックスは1.59ポイント(0.92%)上昇し、174.87で引けた。売買高・売買代金共に増加した。
株価:前営業日比で、104銘柄が上昇、99銘柄が下落した。
1兆ドン以上の時価総額上位銘柄では上昇したものがやや優勢。銀行・セメント・証券などで高いものが目立った。一方、キンバックシティグループ(KBC)、ビナコネックス総公社(VCG)、ビナシン投資石油運輸(VSP)などは下落した。
タイル銘柄も高かった。
海外投資家は売り越しを続けた。サハバンク(SHB)、VCG、ペトロベトナム技術サービス(PVS)、ビムソンセメント(BCC)、ハイフォン証券(HPC)などへ売りを入れた。一方、BCCへは37万株超買いを入れた。SHB、ビエンリエン(UNI)、VCGなどへも買いを入れた。
※株価調整のあった銘柄:ハロン缶詰(CAN)・配当(額面比6%)、リラマ69.2(L62)・配当(額面比10%)