1) ホーチミン市場(HOSE)
VNインデックスは、4.88ポイント(0.84%)上昇し、582.85で終えた。売買高・売買代金共に増加した。9連騰は2008年8月6日-19日までの10連騰以来。海外投資家は売り越しを続けたが、特にVNMへの大量の売りが目立った。
株価:前営業日比で82銘柄が上昇、73銘柄が下落した。
時価総額最上位銘柄では、下落したものがやや優勢だった。ビナミルク(VNM)、ホアン・アイン・ザー・ライ(HAG)、サイゴン証券(SSI)、ソンダ工業団地(SJS)などが上昇した。一方、ベトコムバンク(VCB)、ヴィエティンバンク(CTG)、サコムバンク(STB)、ペトロベトナムファイナンス(PVF)、バオベトグループ(BVH)、ペトロベトナム化学肥料(DPM)、ペトロベトナムドリリング(PVD)、FPTなどは下落した。
STB、ベトファンドマネジメント1(VFMVF1)、SSI、VNM、ホアファット(HPG)、HAGなどの取引が活発だった。
不動産・鉄鋼・ゴム加工・木材加工・精糖・証券銘柄などが高い。
初日を迎えたランドンプラスチック(RDP)の終値は1万8,000ドン、売買高は110株だった。
海外投資家は売り越した。VNMへは130万株弱売りを入れた。HPG、SSI、総合フォワーディング(GMD)、PVFなどへも売りを入れた。一方PVD、タンタオ工業投資(ITA)、GMD、ファーライ火力発電(PPC)、DPMなどへは買いを入れた。
2) ハノイ市場(HNX)
HNXインデックスは1.81ポイント(1.02%)上昇し、179.63で引けた。売買高・売買代金共に増加した。
株価:前営業日比で、120銘柄が上昇、81銘柄が下落した。
1兆ドン以上の時価総額上位銘柄は高安まちまち。ビナコネックス総公社(VCG)やサイゴンハノイ証券(SHS)を始め、バオベト証券(BVS)、キムロン証券(KLS)などが上昇した。一方、ACB銀行、サハバンク(SHB)、ペトロベトナム技術サービス(PVS)などが安かった。
ソンダ・ビナコネックス銘柄では連日の高値が目立った。
初日を迎えたベトナムナガカワ(NAG)の平均株価は2万6,000ドン、売買高は48万7,300株だった。
海外投資家は売り越した。ビナシン投資石油運輸(VSP)、第5ソンダ(SD5)、PVS、ハイフォン証券(HPC)、ペトロベトナム保険(PVI)などへ売りを入れた。一方、SHB、ビムソンセメント(BCC)、PVSなどへは買いを入れた。