1) ホーチミン市場(HOSE)
VNインデックスは、1.69ポイント(0.29%)下落し、580.90で終えた。売買高・売買代金共に減少した。第1節では僅かに上昇したが、第2節では方向感のない動きに終始した。上値は重く、下値は硬い。商いも縮小した。海外投資家は売買代金で久々に買い越した。
株価:前営業日比で62銘柄が上昇、98銘柄が下落した。
時価総額上位銘柄では、下落したものが優勢だった。ただし大幅に下落したのは、DIC総公社(DIG)、キンド食品(KDC)程度だった。一方、ビナミルク(VNM)、総合フォワーディング(GMD)がストップ高し、バオベトグループ(BVH)とタンタオ工業投資(ITA)も大幅上昇した。FPT、ペトロベトナムドリリング(PVD)は変わらずだった。
STB、リー冷蔵電気(REE)、サイゴン証券(SSI)、ITA、GMDなどが活発に取引された。
海外投資家は買い越した。FPT、GMD。VNM、ミンフー水産(MPC)、SSIなどへ買いを入れた。一方FPTへは売りも多く、ネットでは売り越した。その他、ペトロベトナム化学肥料(DPM)、ITA、ベトコムバンク(VCB)などへも売りを入れた。
2) ハノイ市場(HNX)
HNXインデックスは0.79ポイント(0.43%)下落し、184.29で引けた。売買高・売買代金共に増加した。
株価:前営業日比で、110銘柄が上昇、98銘柄が下落した。
1兆ドン以上の時価総額上位銘柄では下落したものが優勢だった。ビナコネックス総公社(VCG)、サハバンク(SHB)、キムロン証券(KLS)、サイゴンハノイ証券(SHS)、ビナシン投資石油運輸(VSP)などの下げが目に付いた。一方、キンバックシティグループ(KBC)は大幅に上昇した。
金融関連銘柄で上昇したのはベトナム国家再保険(VNR)のみだった。
初日を迎えた教育出版ファイナンス(EFI)・ブンタウ石油ガスサービス(VMG)のい平均株価はそれぞれ1万5,200ドン・1万9,500ドン、売買高はそれぞれ24万4,300株・121万1,000株だった。
海外投資家は売り越した。第5ソンダ(SD5)、バオベト証券(BVS)へ大きく売りを入れた。一方、ペトロベトナム技術サービス(PVS)、ホアンマイセメント(HOM)などへは買いを入れた。