1) ホーチミン市場(HOSE)
VNインデックスは、5.84ポイント(1.12%)下落し、515.06で終えた。売買高・売買代金共に減少した。第1節では2ポイント弱上昇してスタートした。第2節に入って揉み合う展開となったが、売りが優勢に。海外投資家は買い越した。
株価:前営業日比で52銘柄が上昇し、125銘柄が下落した。
時価総額上位銘柄は全面安の展開が続いた。マッサン(MSN)、ペトロベトナムドリリング(PVD)、キンバックシティグループ(KBC)、DIC総公社(DIG)、タンタオ工業投資(ITA)などが下落した。ただし下げ幅は小幅なものが多かった。ヴィエティンバンク(CTG)、ファーライ火力発電(PPC)などは上昇した。
商いが活発だったのは、サコムバンク(STB)、KBC、サイゴン証券(SSI)、エクシムバンク(EIB)、ペトロベトナム総合サービス(PET)、サコム通信ケーブル(SAM)など。
海外投資家は買い越した。PPC、STB、ペトロベトナム化学肥料(DPM)、SSI、ヴィンソン-ソンヒン水力発電(VSH)などへ買いを入れた。一方、タインコン縫製(TCM)、VSH、ホアセン(HSG)、TIEなどへは売りを入れた。
※株価調整のあった銘柄:ビエンドン製薬(DVD)・配当(額面比25%)
2) ハノイ市場(HNX)
HNXインデックスは2.73ポイント(1.52%)下落し、177.03で引けた。売買高・売買代金共減少した。
株価:前営業日比で、48銘柄が上昇、190銘柄が下落した。
1兆ドン以上の時価総額上位銘柄はほぼ全面安。サイゴンハノイ証券(SHS)、バオベト証券(BVS)、サハバック(SHB)、キムロン証券(KLS)、ホアンマイセメント(HOM)などが下落した。一方、ビナシン投資石油運輸(VSP)が上昇した。
商いが活発だったのはKLS、ビナコネックス総公社(VCG)、ペトロベトナム建設総公社(PVX)、VSP、ACB銀行など。
海外投資家は買い越した。KLSへは11万株超買いを入れた。