1) ホーチミン市場(HOSE)
VNインデックスは、10.30ポイント(2.07%)上昇し、508.61で終えた。売買高・売買代金は大きく変わらなかった。第2節後半に今日の安値をつけた後、20ポイント超反発して引けた。海外投資家の商いを縮小させつつ買い越しを続けた。
株価:前営業日比で96銘柄が上昇し、70銘柄が下落した。
時価総額上位銘柄はほぼ全面高。ホアン・アイン・ザー・ライ(HAG)、バオベトグループ(BVH)、ペトロベトナムファイナンス(PVF)、サイゴン証券(SSI)などがストップ高した。
商いが活発だったのは、サコムバンク(STB)、SSI、エクシムバンク(EIB)、キンバックシティグループ(KBC)、総合フォワーディング(GMD)、第16リコジ(LCG)など。
海外投資家は買い越した。BVH、GMD、ホアファット(HPG)、ペトロベトナム化学肥料(DPM)、ソンダ工業団地(SJS)、HAGなどへ買いを入れた。一方、KDC、ビンミンプラスチック(BMP)、アジアヒュウリエン(HLA)、イントレスコ不動産(ITC)、HPGなどへは売りを入れた。
※株価調整のあった銘柄:サイゴン総合サービス(SVC)・配当(額面比5%)、カントー農業技術資材(TSC)・配当(額面比20%)
2) ハノイ市場(HNX)
HNXインデックスは3.77ポイント(2.21%)上昇し、174.34で引けた。売買高・売買代金共増加した。
株価:前営業日比で、71銘柄が上昇、169銘柄が下落した。
1兆ドン以上の時価総額上位銘柄はほぼ全面安。ただし終値ではほとんど上昇した。
商いが活発だったのはキムロン証券(KLS)、ビナコネックス総公社(VCG)、ペトロベトナム建設総公社(PVX)、ベトドゥック鋼管(VGS)、ACB銀行、ビナシン投資石油運輸(VSP)など。
初日を迎えたランドン灌漑建設(LHC)の平均株価は5万5,1000ドン、売買高は14万1,100株だった。
海外投資家は買い越した。ペトロベトナム技術サービス(PVS)、ビムソンセメント(BCC)などへ買いを入れた。一方KLSへは売りを入れた。
※株価調整のあった銘柄:チョロンビルディング(RCL)・株式配当(株式割当100対20)、ペトロベトナムドリル溶液(PVC)・有償増資(株式割当100対23、1万5,000ドン)