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■ホーチミン市場の市況

　19日の株式市場は反発した。VN指数は8.38ポイント（1.72％）上昇し, 495.51で取引を終えた。売買高は前日比減となった。

　全205銘柄中133銘柄が上昇、47銘柄が下落、25銘柄が変わらずだった。

　第1節に先日の終値を上回って寄り付くと、第2節に入って一時上昇トレンド継続となるも、目先の節目となる500目前であっさり反落となった。その後は乱高下しながら前日終値を上回わっての終了となる。

　時価総額上位銘柄は上昇したものが多かった。バオベト保険（BVH）は4%超上昇、その他、ホアン・アイン・ザー・ライ（HAG）、キンバックシティーグループ（KBC）、サイゴン証券（SSI）、ベトコムバンク(VCB)は2%超上昇した。

　商いが活発だったのは、サコムバンク(STB)、SSI、エクシムバンク(EIB)、KBC、ラムソン製糖(LCG)だった。

　なお前日業績を下方修正したアグリバンク証券（AGR）はストップ安となった。



■ハノイ市場の市況

　ハノイ市場は小幅反発し、1.36ポイント（0.83％）高の 165.90で取引を終えた。出来高は前日比減となった。

　全263銘柄中152銘柄が上昇、77銘柄が下落、34銘柄が変わらずだった。

　前日終値近辺で寄り付いた後は狭い範囲で揉みあい、その後は前日の終値を下回ることなく終了した。

　時価総額上位銘柄はまちまちの動きとなった。主な金融銘柄である、キムロン証券（KLS）、バオベト証券（BVS）の証券銘柄は上昇した。銀行では、アジアコマーシャル銀行（ACB）は上昇、サイゴンハノイ商銀（SHB）は変わらずとなった。ビナコネックス（VCG）、第9.06ソンダ(S96)は安かった。

　商いが活発だったのは、KLS、VCG、ペトロベトナム建設(PVX)、ベトドゥック鋼管(VGS)、ビナシン投資石油運輸(VSP)だった。

　なお本日配当落ちとなったフーフォン産業（PPG）は上昇した。