1) ホーチミン市場(HOSE)
VNインデックスは、6.96ポイント(1.22%)上昇し、577.97で終えた。売買高・売買代金共に増加した。8営業日続伸。海外投資家は商いを縮小させつつ、売り越しを続けた。
株価:前営業日比で86銘柄が上昇、64銘柄が下落した。
時価総額上位銘柄は、高安まちまち。ビナミルク(VNM)、ホアン・アイン・ザHー・ライ(HAG)、ホアファット(HPG)・ソンダ工業団地(SJS)・DIC総公社(DIG)などがストップ高した。一方、ベトコムバンク(VCB)、ヴィエティンバンク(CTG)、サコムバンク(STB)、ペトロベトナムファイナンス(PVF)、ペトロベトナム化学肥料(DPM)、サイゴン証券(SSI)などが下落した。
STB、HPG、ベトファンドマネジメント1(VFMVF1)、SSI、リー冷蔵電気(REE)、第16リコジ(LCG)などの取引が活発だった。
不動産・水産・種苗・木材加工銘柄などが高い。
海外投資家は売り越した。HPGへは125万株強売りを入れた。REE、DPM、総合フォワーディング(GMD)、VNMなどへも売りを入れた。一方CTG、SSI、バオベトグループ(BVH)、REE、STBなどへは買いを入れた。
※株価調整のあった銘柄:ドタイン技術(DTT)・無償増資(株式割当100対26)、有償増資(株式割当100対15、発行株価1万ドン)
2) ハノイ市場(HNX)
HNXインデックスは1.36ポイント(0.77%)上昇し、177.82で引けた。売買高・売買代金共に縮小した。
株価:前営業日比で、166銘柄が上昇、36銘柄が下落した。
1兆ドン以上の時価総額上位銘柄では上昇したものが優勢だった。ビナコネックス総公社(VCG)、サイゴンハノイ証券(SHS)などが大幅に上昇した。キンバックシティグループ(KBC)、バオベト証券(BVS)、ティエンフォンプラスチック(NTP)、ビナシン投資石油運輸(VSP)なども上昇した。一方、ACB銀行、サハバンク(SHB)、セメント銘柄が安かった。
ソンダ・ビナコネックス銘柄を中心に建設関連銘柄が高かった。
海外投資家は売り越した。第5ソンダ(SD5)、ハイフォン証券(HPC)、ペトロベトナム保険(PVI)などへ売りをビムソンセメント(BCC)へは33万株弱の買いを入れた。ペトロベトナム技術サー入れた。一方、TNG貿易(TNG)、ペトロベトナム技術サービス(PVS)、PVIへは大きく買いを入れた。