メー ルマガジン「ベトナム株情報」 
VOL.
173
2012.4.10


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CONTENTS
 
01.  ホアファット鉄鋼グループ、中国企業と鋳鉄生産特区建設(第2期)契約を締結  
02. 週間☆アクセス数上位ランキング!
    
特集2012年4月2日~2012年4月8日)
03. 噂のうわさ話
    製糖業界
04. サイゴン・街角風景  
   
裏庭で優雅な時間を
  
 01.   ホアファット鉄鋼グループ、中国企業と鋳鉄生産特区建設(第2期)契約を締結
 
  ホアファット鉄鋼グループ[HPG]は4日、中国の秦皇島秦冶重工業有限会社と、
ハイズオン省でホアファット鋳鉄生産特区(第2期)の建設発注契約を締結した。
5日付NDHマネーが報じた。


  <ホアファット鋳鉄生産特区の第2期工事>

・年間生産能力:50万t

・試験稼動予定時期:2013年5月

・稼動予定時期:2013年6月

  秦皇島秦冶重工業有限会社は、中国で鋳鉄生産や鋳鉄生産向け設備製造の
分野で事業展開している大手企業の一つである。



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 02.   週間☆アクセス数上位ランキング! 
    (2012年4月2日~2012年4月8日)

このコーナーでは、前週のベトナム株情報(www.viet-kabu.com)の
アクセス数の多かった記事を紹介いたします。

1 位
  ホアン・アイン・ザーライ、2012年業績見通し及び投資計画を発表
[2012/04/06 18:00 JST更新] 
http://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/120404052857.html

  
ホアン・アイン・ザーライ[HAG]の取締役は定時株主総会で2012年の業績見通し
及び投資計画を提出する。詳細は次の通り。4日付カフェエフが報じた。

<2012年業績見通しと利益処分計画>

・税引前利益:1兆2000億ドン(約48億円)
・財務準備積立金:税引後利益の5%
・福利積立金:税引後利益の3%
・配当:額面比15%

<2012年投資計画>

◇ゴム事業
・総面積8800ヘクタールの新規栽培用地を開拓
◇製糖事業
・面積6000ヘクタールのサトウキビの栽培・収穫開始
・2012年第4四半期に、7000t/日の生産能力を有する製糖工場の稼動開始
◇水力発電事業
・2012年第1四半期に第2バトゥオック発電所(総出力:80MW)及び3Bダクシロン発電所(総出力:19.5MW)を稼動
・第1バトゥオック発電所(総出力:60MW)、第2ナムコン発電所(総出力:66MW)、3Aダクシロン発電所を建設
◇鉄鉱石採掘・加工事業
・生産量:30万t/年
・2012年第4四半期にラオスで鉱産物採掘・加工を開始
・ザーライ省のKBang鉱床、コントゥム省のMorai鉱床で、鉱産物採掘・加工を開始
◇不動産事業
・現在実施中のフー・ホアン・アイン案件(第2期)、タインビン案件、インコメクス案件、フック・バオミン案件の建設を継続

2 位  
PVガスの大型上場、VNインデックスの実態把握が困難に  
[2012/04/06 18:00 JST更新] 
http://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/120406052108.html

  ペトロベトナムガス総公社(PVガス)は4月末にホーチミン証券取引所(HSX)への
株式上場を計画している。上場日や上場初日の取引基準株価はまだ決められていないが、
大量の株式上場はVNインデックスに大きな影響を与えることになる。6日付ベトストックが報じた。

   同社の株式数は19億株。情報筋によると、同社は全株式の売出を希望しているが、
全株式あるいは一部のみの売出になるかは政府の方針次第だという。
同社が上場した場合には時価総額で、

マサンインベストメントグループ[MSN]

ビンコム不動産[VIC]

バオベトグループ [BVH]

ビナミルク[VNM]

の4社と肩を並べ、VNインデックス算出に用いられる銘柄バスケットの
大きな割合を占める銘柄になる見通しである。


   同社の株式上場のコンサルタント役を務めているバンベト証券(VCSC)の
ディン・クアン・ホアン企業コンサルティング部長は、
「上場初日に、取引基準株価3万1000ドンで全株式が上場された場合、
PVガスの時価総額はホーチミン証取の市場時価総額の10%を占める計算となる」
と言及している。


   しかし現在、同社の発行株式数19億株のうち政府の保有率が95%に上っている。
つまり、19億株をすべて上場しても実際に市場で取引が可能なのは、過去 に
新規株式公開(IPO)で外部に売却された株式5%分のみであり、
PVガスの全株式数がVNインデックスの算定に加えられると、
VNインデックスの取引額や値動きの実態を反映しなくなる恐れがある。

   なお、同社の2011年業績は売上高が55兆ドン(約2182億円)、
税引後利益は6兆ドン(約238億円)だった。


3 位
  リー冷蔵電気工業、対照的なSTBとACBへの投資
[2012/04/02 11:09 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/120330051120.html

  リー冷蔵電気工業 [REE]は投資事業に多額な資金を投入し、2011年末時点での
投資ポートフォリオは前年末比約+8000億ドン(約31億7500万円)増の
2兆7490億ドン(約109億円)に膨らんだ。28日付カフェエフが報じた。   

  なお、詳細は以下の通り。
◇合弁会社・連結会社への投資:1兆1630億ドン(約46億円)
◇その他長期投資:8120億ドン(約32億円)
◇短期投資:7740億ドン(約30億7100万円)
 
  また、短期投資先として◇サコムバンク[STB]と◇アジアコマーシャル銀行[ACB]
圧倒的な割合を占めている。

  2011年12月末時点で、REEはSTBの株式4210万株を保有し、
平均取得価格は9882ドン(約39円)、投資総額は4210億ドン(約16億7100万円)に上った。
2012年初頭に同社は、売却価格1万5200ドンで手持ちのSTB株式を全て売却することにより、
6400億ドン(約25億4000万円)の現金を獲得したため、2240億ドン(約8億8900万円)の
多額な税引前利益を計上することができた。

  それとは反対に、ACBへの投資に対しては多額な証券投資損失引当金を
計上しなければならない状況にある。2011年末時点で同社はACBの株式532万株を保有し、
平均取得価格は5万7895ドン(約229円)、投資総額は3081億ドン(約12億2300万円)だった。
2011年12月末時点でACB株価が1万9600ドン(約78円)になったため、
REEはACB株式投資に対して約2037億ドン(約8億0800万円)の
証券投資損失引当金を計上しなければならなかった。

  2012年第1四半期末時点のACB株価は約2万5000ドンに上昇した。第1四半期に同社が
ACB株式を取引しなければ、約287億ドン(約1億1400万円)の証券投資損失引当金を
戻入れ出来る計算になるが、それでもACB株式投資に対する証券投資損失引当金は
依然として非常に高い水準にある。

  上記のことからわかるように、STBとACBへの投資は対照的になっている。
STB株式を売却することで高収益をもたらすことが確定していたため、
STB株式の売却決定は迅速に行われた。一方で、ACBへの投資の場合は
多額な引当金を生み出していることが売却決定においての大きな問題となっている。
もし株式を保有し続けている間に株価が上昇した場合には、
引当金を戻入れ出来るチャンスがあると言えるが、それが本当にやってくるという保証はない。
すぐ売却する場合、見込み収益性がより高い他の事業のための資金を確保出来るが、
一回で多額な証券投資損失を計上しなければならない。こうしたジレンマに陥っているため、
ACB株式を売却するか否かは、REEにとって困難を伴う決定であると言わざるを得ない。



 
03. 噂のうわさ話
 
※くれぐれもお取り扱いにご注意ください!!
現地投資家は何を考え、何に基づいて投資をするのか?
いろいろと推察しながら、しかし、あくまでも「噂として」お楽しみください。
 
※こちらの記事はグローバルリンクアドバイザーズ株式会社が、
毎週有料会員向けに配信しているメールマガジン「ベトナム株通信」の
過去記事をご提供いただいたものから「ベトナム株情報」が独自に選んだ、
おもしろい噂を組み合わせて掲載しています。


グローバルリンクアドバイザーズ株式会社については、こちらをご覧下さい。
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「ベトナム株通信」については、こちらをご覧下さ い。
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______________________________
 
ベトナム現地投資家のうわさ話・製糖業界

(2012年4月10日 発行ベトナム株通信 第1628号)
______________________________

製糖業界

BHS(ビエンホア製糖)■ ■KTS(コントゥム製糖)■ ■LSS(ラムソン製糖)
NHS(ニンホア製糖)■ ■SBT(タイニンブルボン)

<注目ポイント>

・サトウキビの収穫期は11月から翌年の4月までの6か月にわたる。
・製糖企業各社は自社の直営店を保有せず、第1・2・3級代理店を
通じて販売するため、小売価格が工場引渡し価格を大きく上回る。
・製糖業界と製菓業界との間には密接な関係がある。砂糖は飴の
生産原価の約40~60%、ビスケットなどの菓子類の20%を占める。
国内砂糖生産量は需要に十分対応出来ておらず、また国内価格が
輸入価格を大きく上回る時期もあるため、多くの製菓企業は
必要砂糖量の一部を海外から輸入している。

<砂糖の生産・流通形態>

・サトウキビ栽培農民/サトウキビ商人→製糖工場→第1級代理店→~→第N級代理店→一般消費者
・サトウキビ栽培農民/サトウキビ商人→製糖工場→食品生産工場

<製糖各社の市場シェア・生産能力>
・市場シェア:◇LSS:10%、◇BHS:10%、◇SBT:7%、◇その他37社:73%
・日産能力:◇SBT:8000t、◇LSS:7000t、◇BHS:4500t、◇KTS:2500t、◇NHS:2400t、◇SEC:1500t

<競争環境>

・原材料不足:国内砂糖生産量が需要に十分対応出来ないため、
国内製糖各社は工場の生産能力向上を積極的に行っているが、
サトウキビ栽培農園の面積拡大が工場の生産能力向上に
追いつけていないため、原材料不足からフル稼働できない工場が多数ある。

・潜在的な競合相手:世界貿易機構(WTO)加盟公約に基づき、
砂糖輸入関税率が段階的に引き下げられている。国内市場で既に
氾濫している密輸入砂糖は言うまでもないが、公式なルートを
通じた輸入砂糖価格も非常に安くなっており、国内産砂糖の
競合相手になっている。

・代替財:製菓業界においてトウモロコシやパイナップルの芯など、
サトウキビの変わりになれる原材料は複数ある。しかし、これらを
原材料とした菓子類を過剰摂取することは糖尿病や高血圧、
肥満などの危険な慢性病の原因になるため、現状、製菓業界や
その他の食品業界における応用の範囲は広くない。

・製糖企業間競争:砂糖購入顧客獲得だけではなく、原材料獲得に
おいても製糖企業間競争が日に日に熾烈化している。特に同じ地域に
おける製糖企業間のサトウキビ調達競争は激しいものがある。

<製糖企業各社の経営上の特徴>

・原材料コストが売上高の70~80%を占めている。製糖企業のほとんどは
直営店を保有しておらず、代理店を通じた販売ルートを採用しているため、
売上高に対する販売費の比率は常に1~2%程度に留まっている。

・負債・株主資本・少数株主持分合計の構成として、株主資本が圧倒的な割合を
占めており、負債比率は低い水準にある。負債の部合計が小さいため、
支払利息も少く、貸付金利が高水準を保っている中で、
これは相当なアドバンテージになっている。
決済能力については流動比率、当座比率はいずれも100%を超えており、安全圏に入っている。

・サトウキビ収穫期は11月から翌年の4月までの半年にわたる。従って、製糖企業各社は
同時期に集中的に生産・販売を行っている。4月から10月までは主に在庫品を販売し、
供給が需要に追い付けないため、7月~8月に砂糖価格が急上昇することが多い。
棚卸資産回転率や売掛金回転率、固定資産回転率などの指数を見てみると、
製糖企業間格差が見られない。

・製糖企業各社はいずれもコア事業に集中し金融投資をほとんど行っていないため、
利益構成として営業利益が圧倒的な割合を占める。

・LSS、KTSなど事業活動の歴史の長い企業は固定資産の減価償却比率が
80~90%に上っており、歴史が比較的浅い残りの企業4社は減価償却比率が
50~60%になっている。

<株価評価>

製糖企業各社の平均株価収益率(PER)は5.2倍で、LSS、SBT、SECのPERも
5.2倍前後となている。NHS、BHSのPERは5.2倍を下回る比較的割安水準にある。
前述したように商品販売の面で代理店に対する依存度が高いため、砂糖価格が
今後大きく上昇し、製糖企業各社の売上高が大きく増加するとしても、利益が売上高に
比例して増加することを期待するのは難しい。LSS、BHS、SBTなど市場シェアが大きく、
ブランド力が高い企業はPERが今後も5.2倍の水準を維持し、NHS、SEC、KTSなど規模が
比較的小さい企業はPERが製菓業界の平均PERを下回る3.5~4倍にまで低下する見通し。


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04.サイゴン・街角風景

毎週、ベトナムのほのぼの写真をお届けいたします。
今週は「
裏庭で優雅な時間をです。

 

南部農家の家の裏側風景です。

家の裏側に溜池があり、そこには屋根もない、
小さな小さな小屋ともいえない囲みが。
この小屋の中でなにをするかというと・・☆・ト・イ・レ☆

囲いの柵が低いので、顔を上げれば向かいの道路を歩いている人と
運良く目が合ってしまう、なんてことも。

池の中に鴨やアヒルなんかが居たりして
彼らに見守られながら
・・なんて場合も。

長閑な田舎の自然の中、優雅ですね~。
ただ、人目を気にしなければいけないところがちょっと難点。


同じベトナム人でも都会のひとは
慣れておらず、
あるお母さんは子ども達に見えないよう円陣を組んで
もらい
周りに人の気配なし、「さあ今だよ、お母さん!」
なんて合図してもらったとか・・。

(photo by ongbatman

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今回は、ここまでです。
最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。

今後とも、「ベ トナム株情報」をよろしくお願いいたします。

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