メールマガジン「ベトナム株情報」　
VOL.220
2013.04.09

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CONTENTS

01. フィデアHD、ベトコムバンクと業務提携－東北の金融機関で初
02. 週間☆アクセス数上位ランキング！
特集（2013年04月01日～2013年04月07日）
03. 噂のうわさ話
　サザンバッテリー(PAC)
04. サイゴン・街角風景　　
　「お汁粉」
　　
01. フィデアHD、ベトコムバンクと業務提携－東北の金融機関で初

　フィデアホールディングス株式会社（宮城県仙台市）はハノイ市で2日、
ベトコムバンク[VCB]との間で、業務協力協定を締結した。
これにより、フィデアグループはVCBと業務協力協定を締結した東北地方で
最初の金融機関となった。

VCBは、ベトナム最大手の商業銀行（ホーチミン証券取引所上場）であり、
2011年3月末における資産規模は約176億ドル（約1兆6368億円）、
支店数は約400拠点と、ベトナム国内で広範な金融サービスを提供している。

今回の業務協力協定により、既にベトナムへ進出している、あるいは新たに進出を
検討している東北地方の企業・事業主に、荘内銀行及び北都銀行などフィデアグループを
介して、金融情報サービスを提供することが可能となった。また、東北地方との経済取引、
投資を検討するベトナムの企業に対しては、VCBを介してフィデアグループがバックアップする。

具体的には、進出企業に係る情報交換や進出時のノウハウ交換、ビジネスマッチング、
人材交流、投資家セミナーや視察団の派遣などを実施していく予定。

チャイナプラスワンとして注目されているベトナムには、人材の質の高さやASEAN域内での
地理的優位性などを背景に、既に1500社余りの日本企業が進出しているとされており、
うち東北地方に本社を置く企業は33社、その半数近くが山形、秋田両県の
企業となっている（2012年1月末現在）。

またベトナムは、9000万人近い人口規模に加え、所得水準の継続的な上昇が
見込まれることから、市場としても今後一層の拡大が期待される。フィデアグループは、
今回の提携を機に、両国間の経済交流活性化に貢献し、双方が持つ地域情報を
有効に活用して、顧客への金融情報サービスを充実させると共に、今後の経済成長を
牽引する地域の産業分野に対する取り組みを強化していく方針。

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02. 週間☆アクセス数上位ランキング！
（2012年04月01日～2013年04月07日）

このコーナーでは、前週のベトナム株情報（www.viet-kabu.com）の
アクセス数の多かった記事を紹介いたします。

1 位 サコムバンク、元会長一族の保有株を差し押さえ
[2013/04/03 15:10 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/130403013005.html

サコムバンク[STB]は、ダン・バン・タイン元会長一族に関連する企業各社への
債権約1兆6000億ドン(約71億7500万円)を回収するため、債権額に相当するSTB株式
（タイン元会長及び息子のダン・ホン・アイン元副会長が保有）約7984万株(保有率：7.4％)を
差し押さえる方針を明らかにした。2日付カフェエフ等が報じた。

これにより、STB取締役会は両名が保有する株式に関する権利を自由に行使することが
可能となる。今回の件については管轄当局のベトナム国家銀行(中央銀行)、国家証券委員会(SSC)、
ホーチミン証券取引所(HSX)に既に報告済みであるという。

STBのファム・ヒュー・フー会長によると、2012年時点におけるタイン元会長一族の
関連会社に対する債権は推定で4兆～5兆ドン(約179億～224億円)に達しており、
全て流動資産に分類されていたが、査定の結果、このうち1兆6000億ドン(約71億7500万円)が
規定違反によるものと判断されたため、今回の株式差し押さえを決定したという。

2 位 サコムバンク証券が経営破たんの危機、他の証券会社と合併か
[2013/04/05 17:59 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/130405053040.html

経営破たんの危機に直面しているサコムバンク証券[SBS]のキエウ・ヒュー・ズン会長は、
この危機を回避すべく、SBSを他の証券会社と合併させる計画を明らかにした。
5日付ベトストックが報じた。

同社は今後1～2週間で株主に対し意見聴取を行い、ここで承認を得れば2か月～2か月半以内に
合併を完了させる予定である。現時点で合併先の社名は明らかにされていない。

なお、SBSはファン・クオック・フイン氏を4月3日付けで社長に任命した。同氏は以前、
フオンナム証券の取締役兼副社長を務めた経歴があり、今回の合併先はフオンナム証券である
可能性が高いと噂されている。

3 位 サコムバンクのタイン元会長、「株式差し押さえ」の報道に猛抗議
[2013/04/04 15:48 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/130404011827.html

サコムバンク[STB]の元会長であるダン・バン・タイン氏は、STBが同氏とその息子の
ダン・ホン・アイン元副会長が保有するSTB株式を差し押さえる、との報道が流れたことに対し、
強く抗議の声を挙げた。4日付トゥオイチェー紙(電子版)等が報じた。

この報道は、STBが同氏一族に関連する企業各社への債権約1兆6000億ドン(約71億1700万円)を
回収するため、債権額に相当するSTB株式（タイン元会長及び息子のダン・ホン・アイン元副会長が保有）
約7984万株(保有率：7.4％)を差し押さえることを決定したというもの。

タイン氏はこの報道について、「一族が関連する会社と報道された中には、ニンホア製糖[NHS]、
タイニンブルボン[SBT]、ビエンホア製糖[BHS]など、我々一族が経営支配権を持たない上場企業も
含まれる。STBのこれら企業に対する債権は全て正常先債権に分類されている」と述べた。

また同氏は、「私と新たに就任した取締役との間で経営方針・戦略を巡る意見が対立し、
創立者という立場であるにもかかわらず、STBを離れざるを得なくなった。これらの会社に対する
債権の一部を私と息子が保有するSTB株と交換することを提案したのは他ならぬ私自身だ。
これらの債権は期限が到来しても回収出来ない不良債権ではなく、全ては合法的な担保資産が
付くものであるため、『差し押さえ』というような言葉を使われる筋合いはない」と強く抗議した。

なお、STBのファム・ヒュー・フー会長によると、STBは個人投資家2名に2万0900ドンの株価で
これら株式の全てを売却するという内容の契約を既に締結しており、相手先が既にデポジットを
納金している。遅くても5月末に資金を回収できる見通しであるという。

03. 噂のうわさ話

※くれぐれもお取り扱いにご注意ください！！
現地投資家は何を考え、何に基づいて投資をするのか？
いろいろと推察しながら、しかし、あくまでも「噂として」お楽しみください。

※こちらの記事はグローバルリンクアドバイザーズ株式会社が、
毎週有料会員向けに配信しているメールマガジン「ベトナム株通信」の
過去記事をご提供いただいたものから「ベトナム株情報」が独自に選んだ、
おもしろい噂を組み合わせて掲載しています。

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ベトナム現地投資家のうわさ話・サザンバッテリー(PAC)の巻！

(2012年04月09日発行ベトナム株通信第1927号)
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2013年は、バッテリー販売量が+9％、電池販売量が+5％増加する見通し。
同業者間競争が熾烈化し、需要が伸び悩むとの予想から販売価格の
上昇はない見通しである。

PACはホンダベトナムとバッテリー供給契約を締結した。
これは今年、PACに700億～800億ドン(約3億1300万～3億5700万円)の
売上高をもたらす見通しである。

2013年の業績見通し
＋売上高：1兆9520億ドン(約87億円、前年比+8.4％増)
＋税引後利益640億ドン(約2億8600万円、前年比▲4.7％減)
＋1株利益(EPS)：2368ドン
＋株価収益率(PER)：8.0倍

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04.サイゴン・街角風景

毎週、ベトナムのほのぼの写真をお届けいたします。
今週は「お汁粉」です。

前回のご飯の続きです。

食後に注文したのは、こちら「小豆汁粉」です。
1杯18,000ドン（約86円)
品名：Che Dau Do Hat Sen / 蓮子紅豆沙
Che=ぜんざい　Dau Do=小豆　Hat Sen=蓮の実

こちらの小豆は日本のものとは種類が異なり、
日本の餡子・お汁粉大好きな私には余り味が合わず
つい敬遠してしまうのですが、こちらのお店は別格！

蓮の実入りで柚子の香りが漂い上品な味わいです。
これ、いつもお持ち帰りしているのですが
お店で食べるとなぜか今ひとつ。

暖かいのと冷たいのがありますが、
冷たいのを持ち帰って家でお好みで氷を入れて食べるのが
わたくしの王道。

こちらは相棒の注文した「落花生汁粉」

1杯15,000ドン(約71円)
品名：Che Dau Phong
Che=ぜんざい　Dau Phong=落花生

とっても美味しいのですが、濃厚過ぎて全て食べ切れませんでした・・。

こちらのお店、午後しか営業していませんのでご注意を!

◆お店情報◆
何記甜品店(Quan Che Ha Ky)
113 Chau Van Liem Street, District 5, Ho Chi Minh city
午後2時～11時まで営業

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今回は、ここまでです。
最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。
今後とも、「ベトナム株情報」をよろしくお願いいたします。

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