メー ルマガジン「ベトナム株情報」
VOL.230

2013.06.25

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CONTENTS
 
01. カンボジア、新発電所稼動開始も停電解消にはなお疑問符
02. 週間☆アクセス数上位ランキング!
    
特集2013年06月17日~2013年06月23日)  
03. 噂のうわさ話
    金(ゴールド)市場
04. サイゴン・街角風景  
   「
ベトナムでミッキーマウス」
01. カンボジア、新発電所稼動開始も停電解消にはなお疑問符

  カンボジア電力公社(EDC:Electricite du Cambodge)が展開するプレア・シアヌーク州にある
出力50メガワットの石炭火力発電所が今週稼動し、プノンペン及び周辺地域の電力網に送電を開始した。
18日付王ノンペンポスト紙(電子版)が報じた。

   同発電所の稼動開始で頻繁な停電が解消すると期待されている。だが、国内最大手商業銀行、
ACLEDA銀行のSo Phonnary副会長を始め、

  この地域で事業を展開する経営者達は、依然として懐疑的だ。

  ACLEDA銀行は全国に238か所の店舗を展開しているが、殆どの店舗が発電機を準備しているという。

   また、プノンペン市の幾つかのホテルでは4月、EDCより午前8時から午後9時まで停電を強いられた。

  パシフィック・ホテル・カンボジアのKim Chhorng社長によると、同ホテルはこの2か月、発電機を常時使用している。
以前の電気代は月額5200ドル(約50万4400円)だったが、発電機の使用により

  月額7000ドル(約67万9000円)にまで上っており、騒音も問題になっているという。

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02.  週間☆アクセス数上位ランキング!

このコーナーでは、前週のベトナム株情報(www.viet-kabu.com)の
アクセス数の多かった記事を紹介いたします。


1 位 
FPT情報通信、年初5か月の売上高は9兆7930億ドン-年間計画の36%を達成
[2013/06/21 20:05 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/130620053621.html

FPT情報通信[FPT]が2013年年初5か月の業績を公表した。詳細は以下の通り。
18日付ベトストックが報じた。

項目 2013年年初5か月 年間計画達成率
売上高 9兆7930億ドン(約449億2200万円) +36.0%
税引前利益  9680億ドン(約44億4000万円) +37.0%
税引後利益 7960億ドン(約36億5100万円) +36.0%
少数株主利益控除後利益 5920億ドン(約27億1600万円) +35.0%
1株当たり利益 2162ドン(約9.9円)  


  前年同期比での各分野の成長率を見ると、◇海外向けソフトウェア開発:+34%増、
◇国内向けソフトウェア開発:+47%増、
◇ITサービス:+19%増、◇通信事業:+18%増となった。

  なお、FPTリテール有限会社(Cong ty TNHH Phan phoi FPT、FDC)は、

  米アップル社とスマートフォン「iPhone」の国内販売代理店契約を締結、4月より販売を開始した。

 


2 位 ベトインバンク、MSCIフロンティア100インデックスから除外
[2013/06/17 15:57 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/vietselect/130614081738.html

  MSCIフロンティア100インデックスからベトインバンク[CTG]が外された。
これで同ファンドの組み入れベトナム銘柄は7つ、
総額420万ドル(約3億9900万円)となった。

  13日付ガフィン紙(電子版)が報じた。  MSCIのレポートによると、
5月31日時点のMSCIフロンティア100インデックスの銘柄バスケットは69.46ポイント、
4月末に比べておよそ+5%増。年初からでは+17.52%増加したが、2007年11月からは、
▲30.5%減少している。  

  また、ETFファンド運用株式会社Iシェアーズの「IシェアーズMSCIフロンティア
100インデックスファンド」もCTGを除外した。

<MSCIフロンティア100インデックス及びIシェアーズMSCIフロンティア
100インデックスファンドに採用されているベトナム株式7銘柄>

順位 銘柄 MSCIフロンティア100における割合(6月13日時点) IシェアーズMSCIフロンティア100における割合(6月11日時点) 金額
1 ビングループ[VIC] 0.61% 0.54% 117万0021ドル
(約1億1115万円)
2 マサンインベストメントグループ[MSN] 0.37% 0.33% 71万3859ドル
(約6781万円)
3 ぺトロベトナム化学肥料[DPM] 0.27% 0.30% 64万1171ドル
(約6091万円)
4 ホアン・アイン・ザーライ[HAG] 0.28% 0.26% 57万2585ドル
(約5440万円)
5 ベトコムバンク[VCB] 0.24% 0.25% 54万7427ドル
(約5200万円)
6 サコムバンク[STB] 0.13% 0.13% 29万0433ドル
(約2759万円)
7 バオベトグループ[BVH] 0.12% 0.12% 27万0242ドル
(約2567万円)
合計   2.02% 1.93% 420万6338ドル
(約3億9960万円)

  ETFファンド運用株式会社Iシェアーズの2012年9月13日時点の純資産残高は
45万ファンド証券に相当する1136万ドル(約10億7920万円)、1ファンド証券当たり
NAVは25.25ドル(約2399円)だったが、9か月後の現在、純資産残高は720万ファンド証券に相当する
2億2573万ドル (約214億4400万円) 、1ファンド証券当たり
NAVは31.35ドル (約2978円) となっている。



3 位
  ビングループ、ビンコムセンターBの一部譲渡計画を発表
[2013/06/18 16:23 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/vietselect/130618020956.html

    ビングループ[VIC]は、ビンコムセンターB(ホーチミン市1区)を保有・運営する
トイダイ投資開発貿易有限会社(資本金:3兆ドン=約135億円)を分割し、

資本金1兆4390億ドン(約64億8200万円)の新会社を設立したと発表した。
17日付ガフィンが報じた。

   2社におけるVICの保有率はいずれも100%。新会社の設立はビンコムセンターBの一部を
売却するための準備だと見られている。
6月8日に行われた2013年定時株主総会でVIC会長は、
ビンコムセンターBの半分を譲渡することを明かした。
同氏によると、取引額2億0500万ドル(約194億円)で
交渉を進めているという。
これに対し譲渡物件の簿価は「1億ドル(約95億円)未満」と言われており、
成約すればVICは多額の利益を獲得することになる。

  この譲渡計画の相手先はまだ公表されていない。
VICは以前、
ビンコムセンター・バチエウB棟(ハノイ市)をテクコムバンクに譲渡したことがあるが、

ビンコムセンターBについては、その8階をエクシムバンク[EIB]が借り切って本社事務所として使用しているため、
相手先はEIBになるのではという噂も流れている。

  これに先立ち、VICは6月3日、同社の全額出資子会社であるトゥオンライ投資貿易サービス会社を

ベトナム不動産インフラ開発グループ(VIPD)に売却したと発表した。トゥオンライ社は、ホーチミン市1区にある
商業施設ビンコムセンターAを保有する会社。
これにより、VIPDは実質的にビンコムセンターAの
経営支配権を握ったことになる。
取引額は9兆8230億ドン(約442億円)。

  更に、VICは以前にビンコムリテールの株式20%を米プライベート・エクイティファンド、
ウォーバーグ・ピンカスに
譲渡している。これによる利益は推定で2兆ドン(約90億円)に上るという。

  これらの情報を踏まえ、不動産市場が今年も引き続き低迷を続けたとしても、

VICは好業績を達成すると予想されている。



 

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03.  噂のうわさ話
※くれぐれもお取り扱いにご注意ください!!
現地投資家は何を考え、何に基づいて投資をするのか?
いろいろと推察しながら、しかし、あくまでも「噂として」お楽しみください。
 
※こちらの記事はグローバルリンクアドバイザーズ株式会社が、
毎週有料会員向けに配信しているメールマガジン「ベトナム株通信」の
過去記事をご提供いただいたものから「ベトナム株情報」が独自に選んだ、
おもしろい噂を組み合わせて掲載しています。

グローバルリンクアドバイザーズ株式会社については、こちらをご覧下さい。
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「ベトナム株通信」については、こちらをご覧下さ い。

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______________________________
 
ベトナム現地投資家のうわさ話・金(ゴールド)市場

(2013年06月25日 発行ベトナム株通信 第1988号)
______________________________

■■■金(ゴールド)市場

  ベトナム国家銀行(中央銀行)は現時点で、商業銀行の金建て預金残高の90%以上に
相当する金地金81万3200テール(31t相当)を金競売を通じて売却した。商業銀行各行が
金ポジションの均衡化を実現するために必要な金は単純にはあと3.5tの計算となる。
 

  中央銀行によると、アジアコマーシャル銀行[ACB]や、エクシムバンク[EIB]、ドンアバンク、
サイゴンコマーシャルバンク(SCB)など大手銀行の殆どは金建て預金残高をゼロにまで
引き下げたという。複数の小規模の銀行は、長期の金建て貸付金の回収や資金流動性の
上で困難に陥っていることから、金ポジションの均衡化を実現できていない。

  中央銀行は7月も競売で金の供給を続けていく方針を掲げている。中央銀行の努力により、
商業銀行が金ポジションの均衡化を実現しなければならない期限である6月30日を過ぎれば、
国内市場と海外市場の金価格の乖離は1テール当たり400万ドン(約1万8300円)に、
数か月後には200万ドン(約9200円)にまで下がると見込まれている。


 

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04.  サイゴン・街角風景

毎週、ベトナムのほのぼの写真をお届けいたします。
今週は「ベトナムでミッキーマウス」です。

先日ホーチミン市内某所でミッキーを発見!

ハァーイ、みんな!よくきてくれたね!!


ベトナムで見かけるこうしたキャラクターものは
似て非なる嘘っこが多いのですが、これはベトナム市場では
まずまずの出来。

と横をみると、恋人ミニーが・・・
ようこそ、ウフッ

こ、怖い・・・・。
白目の部分が真っ青。

全体的なつくりはいいと思うのに白目で完全に失敗してます。

ミッキーの親友のドナルドも・・
イェーーイ☆

ものすごーく弾けて楽しそうですが・・不気味です。
こちらはつくりもNG。最初ドナルドだって気が付きませんでしたから。

白目をどういう理由でブルーにしたのか・・謎ですが、
何故にミッキーのみが正常に生き残ったのかも逆に不思議です。

(photo by ongbatman

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今回は、ここまでです。
最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。
今後とも、「ベ トナム株情報」をよろしくお願いいたします。

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