メー ルマガジン「ベトナム株情報」
VOL.271
2014.05.07
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CONTENTS
01. 東和銀行、ベトコムバンクと業務提携
02. 週間☆アクセス数上位ランキング!
特集(2014年04月21日~2014年04月27日)
03. 噂のうわさ話
マサンインベストメントグループ[MSN]
04. サイゴン・街角風景
「ホーチミンの客家コミュニティー」
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01. 東和銀行、ベトコムバンクと業務提携 |
株式会社東和銀行(群馬県前橋市)は23日、株式会社国際協力銀行(JBIC)が
昨年8月にベトコムバンク[VCB]との間で締結した「中堅・中小企業の
ベトナム進出支援にかかる覚書」に参加する形で、VCBと業務提携した。
経済成長が著しいベトナムでの事業展開を検討する日系企業は
増加傾向にあり、現地における金融・投資等に関する相談や
支援に対するニーズが高まっている。東和銀行は、日系企業への
サービス拡充に注力するVCBのネットワーク等を活用することで、
取引先企業のベトナム進出に対するサポート体制を強化していく。
提携先のベトコムバンクはベトナム4大銀行の一つで、
2012年12月末時点における総資産額は414兆ドン(約2兆円)。
全国に約400の拠点を持ち、従業員数は1万3500人に上る。
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02. 週間☆アクセス数上位ランキング!(2014年04月21日~2014年04月27日) |
このコーナーでは、前週のベトナム株情報(www.viet-kabu.com)の
アクセス数の多かった記事を紹介いたします。
1 位 ホーチミン市証券、外国人保有率上限を最大100%へ引き上げ検討
[2014/04/21 19:33 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/140421061013.html
ホーチミン市証券[HCM](Ho Chi Minh City Securities)は
17日の株主総会で、外国人株式保有率上限の上方調整について
検討する権限を取締役会に与えることを承認した。
それによると、関連当局の許可を受けられれば、
外国人保有率上限を現行の49%から60%~100%へと引き上げる。
HCMのジョアン・ニベーヌ社長は、「外国人保有率を
拡大することにより、当社の資金流動性が改善するほか、
今後の資金増加に繋がる見通しだ」とコメントした。
2013年は証券市場が前年よりも改善したため、HCMの実績も
前年に比べて向上した。昨年の売上高は前年比+13%増の
6348億ドン(約31億円)で、年間計画を12%上回った。
税引後利益は同+15%増の2822億ドン(約13億8000万円)、
現金配当は額面比17%を予定している。また、同社は
2年連続でベトナム証券市場におけるブローカー業務シェアの
首位を守っており、2013年のシェアは前年の
10.4%から12.2%まで拡大している。
今年第1四半期の業績は、税引前利益が年間計画の
35%にあたる1540億ドン(約7億5500万円)、税引後利益が
前年比+91%増の1200億ドン(約5億9000万円)、
1株利益(EPS)は同+91%増の956ドン(約4.7円)だった。
今年の業績見通しは、売上高が前年比+17%増の7447億ドン
(約36億5000万円)、税引後利益は同+21%増の3414億ドン
(約16億7000万円)、配当は額面比17%となっている。
2 位 ホアンアインザーライ、畜産業に参入へ―シンガポール証取で農業子会社上場の意向
[2014/04/21 16:48 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/140421025547.html
ホアン・アイン・ザーライ[HAG](Hoang Anh Gia Lai=HAGL)の
ドアン・グエン・ドゥック会長は19日の定時株主総会において、
ラオスで牛10万頭を飼育する計画で、6月~7月にオーストラリアから
4万頭輸入する予定を明らかにした。当面は肉牛を飼育し、
将来は酪農も手がけるという。同分野の売上高及び利益は、
来年から同社業績に反映される見通しだ。
ドゥック会長は畜産業への参入について、現在、飼料コストが
畜産原価の7割を占めているが、同社はトウモロコシ、サトウキビ、
アブラヤシ(パームヤシ)を栽培しており畜産向け飼料供給を
自社対応できるため、飼料コストを抑えられることから、
売上総利益率を60%以上にすることが可能性だと述べている。
更に、同社はベトナム国内でも南中部高原地方ダクラク省と
中部高原地方ザーライ省でも牛を飼育する予定だ。
また、同社は川沿いの土地を保有しており、ハイテクを応用して
海外基準にのっとった飼料用作物の栽培を行うことで、
自社の牛飼育向け飼料に完全対応できるとし、
年間売上総利益が数兆ドンに上る可能性もあるとしている。
同社は現在、ラオスにおいてトウモロコシ、サトウキビ、ゴム、
アブラヤシの栽培用地4万ヘクタールを保有している。
主力のゴム栽培や製糖事業のほか、4000ヘクタールの
アブラヤシを試験的に栽培しており、
今後はトウモロコシも栽培する予定となっている。
トウモロコシは収穫までの期間が3か月で、回転率がゴムや
アブラヤシより高く、ハイテクを導入すれば乾季にも栽培できる。
同社は今年第2四半期からトウモロコシ栽培による売上高や
利益を計上する予定で、来年より二期作を実施すれば
トウモロコシ生産量は2倍に増加する見込みだ。
今回の株主総会で承認された2014年の業績見通しは以下の通り。
・売上高:3兆3730億ドン(約165億円、前年比+21.7%増)
・税引後利益:1兆4600億ドン(約72億円、前年比+50%増)
売上高構成の内訳は、◇農業:52.6%(うち製糖:33.6%、
ゴム:10.1%、トウモロコシ:8.9%)、◇建設:31.1%、
◇サービス:7.4%、◇不動産:5.9%、◇その他:3.0となっている。
売上総利益率が高いのはゴム栽培、製糖、
トウモロコシ栽培で、58%~72%となる見通しだ。
なお、HAGのグエン・バン・スー社長は、ブルームバーグの
インタービューに対して、農業分野の同社子会社が
シンガポール証券取引所へ上場する計画がある。
これが実現すれば、ベトナム大手企業がシンガポール証取に
上場するのはビングループ[VIC]に続く2例目となる。
CIMB証券のアナリスト、グエン・テー・アイン氏によると、
現在のHAGの農業分野における資産価値は10億ドル
(約1030億円)に上っているとし、HAGが不動産分野から
農業に転換しているのは賢明な判断だと評価した。
3 位 FPT情報通信、海外で2つのM&A実施へ
[2014/04/21 08:37 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/140419024354.html
FPT情報通信[FPT](FPT Holdings)のチュオン・ザー・ビン会長は、
ブルームバーグのインタービューに対し、今年中にシンガポール及び
欧州で2つの企業買収(M&A)を実施することを明らかにした。
この2件の取引は今年下半期中に完了する予定だが、規模は
明らかにされていない。今回のM&Aは、国内市場の開拓余地が
年々縮小している中、海外市場への参入強化を目指したものだという。
ビン会長は、今後3年間で年平均5000万ドル(約51億5000万円)を
M&Aにあてる方針を明らかにした。また、FPTのブイ・クアン・ゴック社長は
2月、シンガポールでのM&Aに2000万ドル(約20億6000万円)を
充てることを発表している。この他、同社は日本やヨーロッパ、
米国にける事業を強化すると共に、ミャンマーやカンボジア、
フィリピンへの市場拡大を目指すとしている。
現在、同社は4兆ドン(約196億円)の余裕資金を有しており、
今年第1四半期の利益も予想を上回ると見込まれている。
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03. 噂のうわさ話 |
※くれぐれもお取り扱いにご注意ください!!
現地投資家は何を考え、何に基づいて投資をするのか?
いろいろと推察しながら、しかし、あくまでも「噂として」お楽しみください。
※こちらの記事はグローバルリンクアドバイザーズ株式会社が、
毎週有料会員向けに配信しているメールマガジン「ベトナム株通信」の
過去記事をご提供いただいたものから「ベトナム株情報」が独自に選んだ、
おもしろい噂を組み合わせて掲載しています。
●グローバルリンクアドバイザーズ株式会社については、こちらをご覧下さい。
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ベトナム現地投資家のうわさ話・マサンインベストメントグループ[MSN]・の巻!
(2014年05月07日 発行ベトナム株通信 第2244号)
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■■■マサンインベストメントグループ[MSN]■■■
MSNは25日に定時株主総会を開催した。総会で承認された2014年の
業績見通しは、売上高が21兆~22兆5000億ドン(約1020億~1100億円)、
このうちマサン消費財(Masan Consumer)による売上高が16兆~17兆ドン
(約780億~830億円)、マサン・リソーシズ(Masan Resources)による売上高が
5兆~6兆ドン(約244億~293億円)となる見通し。また、税引後利益は
3兆~3兆8000億ドン(約146億~185億円)となっている。
同社が発売した新コーヒーブランド「wakeup 247」は消費者に好評で、
今年の売上高に約2億ドル(約204億円)貢献する見込みだ。同社は今年、
固定資産投資に3兆~3兆5000億ドン(約146億~170億円)を充てる予定。
2013年の売上高は11兆9420億ドン(約580億円)、親会社株主帰属利益は
4510億ドン(約22億円)だった。2013年の未処分利益は6兆3570億ドン
(約310億円)だったが、引き続き配当なしが決定。
この4年、同社が配当を支払っていないことが注目されている。
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04. サイゴン・街角風景 |
毎週、スタッフの持ち回りでお届けする「サイゴン・街角風景」。
今週はJoがホーチミンの客家コミュニティーについてお伝えします。
客家(はっか)とは、漢民族の中でも古くから居住地を転々としてきたグループで、
同じ漢民族である他のグループとは離れた山間部などに居住してきたため、
現在でも広東省・福建省・江西省や台湾など複数の省に居住しています。
このような歴史的背景から、客家は外敵から身を守るために、複数世帯の居住区を
丸ごと360度壁で覆った客家円楼と呼ばれる住居などの文化や独自の言語を持っています。
華人・華僑の中でも、客家はひときわ商才に長けていると言われ、居住国の政治・経済に
深く根を下ろしています。政治では、初代シンガポール首相のリークワンユー(李光耀)、
フィリピン元大統領ベニグノ・アキノ、台湾の元総裁・李登輝、タイの元首相タクシン・シナワット、
経済では、香港の大手財閥ハチソングループ、タイの大手銀行バンコク銀行、
インドネシアの大手財閥サリム・グループのいずれの創始者も客家です。
華人・華僑は海外でそれぞれの出身グループごとに、例えば福建省出身者なら
福建会館と呼ばれる、相互補助を目的とする会館を設けることで有名ですが、
客家(ベトナム語では漢語のベトナム音Khach Gia、またはNguoi Heと呼ばれる)は
世界各地に崇正會館と呼ばれる、客家による客家のための会館を設立しています。
ホーチミンの崇正會館は、5区のチョロン(中華街)地区、グエンチャイ(Nguyen Trai)
通りにあります。また郊外のゴーバップ(Go Vap)区には、客家によって建てられた客家の
ためのお寺(会館を併設)もあり、これら2か所の会館は100年以上の歴史を持っています。
毎年地域の客家コミュニティーの子弟に奨学金を送ったり、お年寄りに年越しの
贈り物をするなど、コミュニティーの維持・発展に寄与しています。
1998年には、同市の客家コミュニティーにより新たな崇正會館の建設計画が持ち上がり、
市内に4000平米の土地を購入し、周辺地域やメコンデルタ在住客家の利便性の
よいホーチミン市南西部(8区西部)に新しい崇正會館を建設しました。
写真は新「崇正會館」です。入り口には大きな中華門があり、敷地の真ん中には
高さ約10mの観音像が立っています。一番奥には崇正會館の本館があり、
新年の挨拶や催し物の案内が中国語で書かれていたほか、
会合で使用される大きな円卓がいくつも置かれていました。
(photo by Jo)
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今回は、ここまでです。
最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。
今後とも、「ベ トナム株情報」をよろしくお願いいたします。
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いかなる部分も、電子的または機械的な方法を問わずいかなる目的であっても、複
製または転送などを行わないよう、お願い致します。
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せんが、受信したメールを削除して頂きますようお願い致します。
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で、投資勧誘を目的としたものではありません。内容については信頼すべきと判断した
情報に基づいておりますが、その正確性を保証するものではありません。投資の最終
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