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第1回「テーゾイジードン投資[MWG]」、第2回「ビナミルク[VNM]」を無料公開中。

【第1回】 テーゾイジードン投資（MWG）：　携帯電話、IT機器等を販売する

テーゾイジードンドットコム及び家電製品を販売するディエンマイドットコム

をチェーン展開して急成長。テーゾイジードンドットコムは全国に320以上の

販売店網を有し、売上高の6割近くを携帯電話が占めている・・・

【第2回】 ビナミルク（VNM）：　ベトナムを代表する乳業会社。製品は、

牛乳、その他乳製品から栄養食品、清涼飲料まで200種以上にわたるが、

そのうち牛乳、練乳、粉ミルク、ヨーグルトの4部門を中心に生産販売を行っている。

最近は、輸出強化と海外現地生産に注力している・・・

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CONTENTS
 
01. 15年ベトナム経済成長率、ANZ「+6.5％上回る可能性も」―内需回復顕著
02. 週間☆アクセス数上位ランキング！
     特集（2015年4月20日～2015年4月26日）  
03. 噂のうわさ話
   　チャンアインデジタルワールド[TAG]
04. サイゴン・街角風景　　
  　「 ホーチミンのお土産」

  オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)は、このほど発表した
アジア・太平洋地域の経済状況に関する月次報告で、
ベトナムの国内総生産(GDP)成長率予想を2015年及び2016年ともに、
3月に引き上げた予想値+6.5％で据え置いたが、「第1四半期の成長率が
好調だったため、成長が更に加速する可能性がある」とコメントしている。

  ANZの統計によると、ベトナムの第1四半期GDP成長率は+6.03％に達しており、
需要が回復に転じたことがはっきり見て取れる。第1四半期の鉱工業生産高は
前年同期比で+9％増加し、過去3年で最も伸びた。また、小売売上高は
前年同期比+12.8％増となり、過去5年で最も高い伸び率となっている。

  ANZが発表したベトナムの消費者信頼感指数(CCI)によると、
第1四半期のCCIは142.3で、前年の平均値133.3を9P上回った。
一方、第1四半期のインフレ率は、国際市場の原油価格下落を受けて
前年同期比で+0.74％の小幅上昇に留まっている。
ANZは、少なくとも6月までは引き続きインフレが抑制されるとしている。

  また、国内需要が回復に向かっていることで、第1四半期の貸付成長率は
+1.9％となり、前年同期の+1.35％から加速した。銀行間取引金利は、
2014年10月以降上昇傾向が続いており、第1四半期の平均金利は
前年同期の年2.94％から年3.89％へと上昇している。

  ANZは、今年も外国直接投資(FDI)がベトナム経済成長を後押ししていくとしている。
2015年第1四半期のFDI認可額は17億4800万USD(約2080億円)で、
うち新規認可額は11億2700 万USD(約1340億円)、追加認可額は
6億2100万USD(約740億円)だった。同行は、機械・設備の輸入が増加しているものの、
その多くがFDIによる輸出生産向け設備投資であることから、
2015年の国際収支は引き続き黒字を維持すると予想している。

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このコーナーでは、前週のベトナム株・経済情報（www.viet-kabu.com）の
アクセス数の多かった記事を紹介いたします。

1 位 FPT情報通信、第1四半期業績好調―技術と流通・小売が牽引
[2015/04/21 18:48 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/150421055643.html

  FPT情報通信[FPT](FPT Holdings)の第1四半期業績速報によると、
同期売上高は前年同期比+30％増の9兆5640億VND(約530億円)、
税引前利益は同+11％増の6450億VND(約35億6000万円)と好調だった。
税引前利益の年間計画達成率は22％で、例年並みの水準を保っている。

  親会社株主帰属利益は同+17％増の4250億VND(約23億5000万円)で、
1株あたり純利益(EPS)は1235VND(約6.8円)だった。各事業部門のうち、
売上高と利益の増加に最も大きく貢献したのは「技術」及び「流通・小売」の2部門。

  流通・小売部門の売上高は同+35％増の6兆7200億VND(約370億円)で、
売上高全体の7割を占めている。同部門の税引前利益は同+60％増の
2080億VND(約11億5000万円)で、利益全体の32％を占めた。

  また、技術部門の売上高は前年同期比+37％増の1兆4680億VND(約81億円)で、
売上高全体の15％だったが、税引前利益は同+19％増の
1580億VND(約8億7000万円)で、利益全体の24％を占めている。

2 位 ビングループ、3大都市駅舎近代化案件へ参画の意向
[2015/04/21 19:13 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/150421053051.html

  ビングループ[VIC](Vingroup)は20日、ベトナム3大都市であるハノイ市、
ホーチミン市、南中部沿岸地方ダナン市の鉄道駅舎近代化案件に参画する意向を明らかにした。

  政府はベトナムを南北に貫く統一鉄道について、民間投資の参画による
近代化を図ろうとしている。VICは案件の詳細や参画方法について
明らかにしていないが、ダナン駅については既に移転計画があるため、
新駅舎建設への投資の見返りに、旧駅舎跡地での案件展開を許可されるのではと推測される。

  なお、VICは3月にも、国営企業ベトナム航海総公社(Vinalines＝ビナラインズ)傘下の
ハイフォン港株式会社 (Port of Hai Phong)及び今後株式会社化されるサイゴン港有限会社
(Sai Gon Port)の株式80％を取得し、戦略的パートナーとなる意向を表明している。

3 位 FPT リテール、インテルベトナムと業務提携
[2015/04/24 17:34 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/150424010849.html

FPT情報通信[FPT](FPT Holdings)の子会社FPTリテール(FPT Retail)は23日、
インテルベトナム(Intel Vietnam)との間で、専用展示スペース設置及び
技術移転に関する業務提携について、覚書(MOU)を締結した。

  覚書によると、FPTリテールが展開している電子機器販売店「FPTショップ(FPT Shop)」
内にインテル専用展示スペースを設けることで、両社の認知度を相互に
高めて行くのが狙いだ。これに伴い、インテルベトナムは「FPTショップ」スタッフに対して
インテルの技術・プログラムに関するトレーニングを定期的に実施していく。

  「FPTショップ」の売上高は、◇2012年：1兆VND(約56億円)、◇2013年：2兆9000億VND
(約162億円)、◇2014年：5兆2000億VND(約290億円)と飛躍的に伸びている。
2015年第1四半期の売上高及び利益は、年間計画をそれぞれ30％、80％上回った。
同社は4月までに店舗網を200店舗まで増やし、全63省・市への進出を果たしている。

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※くれぐれもお取り扱いにご注意ください！！
現地投資家は何を考え、何に基づいて投資をするのか？
いろいろと推察しながら、しかし、あくまでも「噂として」お楽しみください。
 
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おもしろい噂を組み合わせて掲載しています。

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ベトナム現地投資家のうわさ話・チャンアインデジタルワールド[TAG]・の巻！

(2015年5月6日 発行ベトナム株通信 第2540号)
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■■■チャンアインデジタルワールド[TAG]■■■

  チャンアインデジタルワールド[TAG](Tran Anh Digital World)が
2015年第1四半期業績を発表した。概要は以下の通り。

・売上高：8617億VND(約48億円)
(前年同期比+43％増、年間計画達成率：26％)
・税引後利益：39億VND(約2170万円)
(前年同期比+11％増、年間計画達成率：50％)

税引後利益が大きく増加し、早くも年間計画の50％を達成したが、
これは2015年事業計画で利益が低い水準に設定されたため。

  2015年事業計画では、売上高が3兆3230億VND(約185億円)、税引後利益が
78億VND(約4300万円)と、売上高の大きさの割には低水準の利益となる見通しだ。

  TAGはハノイ市を中心に北部と北中部で17店舗の家電スーパーを展開している
(2015年4月時点)。2015年末までに北部で8～9店舗を新規オープンする予定だ。

  なお、TAGの戦略的パートナーである株式会社ノジマ(神奈川県横浜市)が
TAG株371万株を追加取得した。これにより、ノジマのTAG株保有比率は30.8％に上昇している。

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 ホーチミンのお土産

毎週、スタッフの持ち回りでお届けする「サイゴン・街角風景」。
今週はMiuより、ホーチミンで買えるお土産をご紹介します。

ホーチミン1区の中心部、観光客も多く行き交うドンコイ通りや、ベンタイン市場付近の
レロイ通りを歩いていると、
可愛らしく、色とりどりのグリーティングカードを売る露天商が目に付きます。



日本人観光客の他、欧米人の観光客からも人気で、
売れ行きは好調のようです。

カードの大きさにもよりますが、大体1枚1万5千VND～2万VND（約80円～110円）が相場となり、
値段がきちんと表記されているので、ぼったくられることもなく、交渉の手間も省けて安心です。
3枚以上買うとディスカウントもしてくれるので、まとめ買いがお得なようでした。

今回私が購入したカードは2種類。



ベトナムらしく、女性がアオザイを着て、すげ笠を被っています。



細かい切り込みを入れ、立体的に仕上がっているバースデーカード。

日本にいる知り合いに何度かこのカードを送ったことがあるのですが、
手の込んだ仕上がりに、思いのほか喜んでもらえました。

ホーチミンにお越しの際は、お土産の一つとして、ぜひ購入されてみてはいかがでしょうか？

（photo by Miu）
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今回は、ここまでです。
最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。
今後とも、「ベ トナム株・経済情報」をよろしくお願いいたします。

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