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ペトロベトナムドリリング[PVD]は・・・親会社ペトロベトナムグループが株式50.39％を保有している
国内唯一の掘削用リグリース企業。現段階では競合する国内企業は無く、競合相手は米国の
◇Transocean、◇Diamond Offshore、◇Atwood Oceanic、◇Ensco、◇英国のSeadrillなどの外国企業。

＜その他掲載銘柄＞
ハウザン製薬[DHG]、FPT情報通信[FPT]、テーゾイジードン投資[MWG]、ビングループ[VIC] 、
マサンインベストメントグループ[MSN]


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CONTENTS
 
01. 上半期GDP成長率+6.11％、5年ぶりの+6％超
02. 週間☆アクセス数上位ランキング！
     特集（2015年6月22日～2015年6月28日）  
03. 噂のうわさ話
   　ナリハミコ鉱産株式公社[KSS]
04. サイゴン・街角風景　　
  　「ベトナム人のものづくり」

  計画投資省によると、2015年上半期の国内総生産(GDP)成長率(推定値)は+6.11％で、
上半期としては2010年の+6.16％以来5年ぶりに+6％を超える高水準だった。
これで、2015年通年のGDP成長率目標値6.20％達成の可能性が濃厚となった。

  分野別のGDP成長率は、◇工業・建設業：+8.36％、◇サービス業：+6.16％、
◇農林水産業：+2.16％など。工業・建設業及びサービス業が引き続き成長を牽引した。
GDPが順調に成長している背景として、生産活動と消費需要が着実に伸びていることが挙げられる。

  上半期に新規設立された企業数は1万4400社余りで、登録資本金の合計は
前年同期比+20％増の282兆4000億VND(約1兆6000億円)。また、解散した企業数は
前年同期と比べて▲0.9％減少し、休業した企業数も同▲6.0％と大きく減少している。

  なお、上半期の小売売上高成長率は、前年同期の+5.7％を大きく上回る+9.76％に達した。
 

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このコーナーでは、前週のベトナム株・経済情報（www.viet-kabu.com）の
アクセス数の多かった記事を紹介いたします。

1 位 公開会社の海外投資家保有比率上限、企業の自主決定に―100％も可能
[2015/06/26 18:54 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/vietselect/150626051818.html

  ベトナム国家証券委員会(SSC)のブー・バン主席は、25日付けでグエン・タン・ズン首相が
公開会社における外国人投資家の保有比率について規定する政令第58号/2012/ND-CPを
修正する政令に署名したと発表した。

  新政令により、政府が経営支配権を保有する必要のない分野で活動する公開会社は、
海外投資家保有比率の上限を会社定款にて自らで定めることができる。
但し、特殊な分野については、政府の規定上限を上回ってはならない。
例えば、銀行の場合、海外投資家保有比率の上限は、この新政令発効後もこれまでと同様30％のままだ。

  バン主席は、「大半の分野では、海外投資家保有比率の上限が100％になる。
企業各社は海外投資家保有比率上限について株主の意見聴取を実施し、
株主総会で承認を得た上で会社定款を修正することになる」と述べた。

  財政省は既に同政令をガイダンスする通達草案を策定しており、来週中にも署名する予定だという。

  なお、◇ハウザン製薬[DHG]( DHG Pharma)、◇FPT情報通信[FPT](FPT Holdings)、
◇リー冷蔵電気工業[REE]( Refrigeration Electrical Engineering)、◇ビナミルク[VNM](Vinamilk)など、
多くの優良企業における海外投資家保有比率が既に現行規定上限の49％に達しているため、
更なる外資流入が不可能となっているが、海外投資家保有比率の上限が緩和されることにより、
株式市場への海外間接投資(FII)が増加するものと期待されている。


2 位 日越医療機器、フオン会長兼社長を解任―新会長にDIベトナム細野社長
[2015/06/22 15:27 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/150622114455.html

  日越医療機器[JVC](Japan Vietnam Medical Instrument)の取締役会は21日、
レー・バン・フオン会長兼社長を解任した。理由は明らかにされていない。

  後任の会長には、ドリームインキュベータ(東京都千代田区)執行役員で
DIベトナム社長を務める細野恭平氏が就任。これにより、JVCの取締役会は日本人2人、
ベトナム人4人の計6人となった。DIベトナムは、筆頭株主としてJVC株19.4％
(2014年度年次報告のデータ)を保有する「DIアジア産業ファンド(DIAIF)」を運営している。

  また、新社長にはグエン・フー・ヒエウ氏が就任した。ヒエウ氏はフオン元会長の
妻グエン・フオン・ハイン女史(JVC取締役)の実弟。

  なお、「JVCが経営破たんに陥っている」という噂が市場に流れ、JVC株は10日から暴落し、
株価が一株あたり純資産(BPS)を下回っていることを受け、JVCは自社株購入を検討している。


3 位 日越医療機器のフオン元会長逮捕、中古医療機器輸入で違反か 
[2015/06/24 13:59 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/150624122523.html

  21日に解任された日越医療機器[JVC](Japan Vietnam Medical Instrument)のレー・バン・フオン元会長が、
法律違反行為で逮捕されていたことが明らかになった。

  逮捕の理由については発表されていないが、ビンディン総合病院(南中部沿岸地方ビンディン省)への
設備納入案件に関連して、中古医療機器輸入に関する法律に違反する行為があったと噂されている。

  これについてJVCは、「同案件のアフターケアサービス供給に関する入札に参加したが、
入札結果はまだ出ていない。同案件に関連した苦情などは一切受けていない」と述べている。

  最近では、フオン元会長の妻、グエン・フオン・ハイン取締役のJVC株取引が目を引いた。
ハイン取締役は15日、相対取引及び市場取引でJVC株180万株を売却し、
保有株式数を8万9657株(保有率：0.1％)に引き下げている。フオン元会長の保有株式数は、
11.9％にあたる1333万5987株。

  一方、ベトナム・エクイティ・ホールディング(Vietnam Equity Holding)は22日、
JVC株69万5070株を購入し、保有株式数を576万7111株(保有率：5.2％)に増やして、大口株主となった。

  なお、先々週浮上した経営破たんの噂と今回の元会長逮捕を受け、JVC株は暴落を続けており、
23日終値は1万1300VND(約65円)と、2014年末時点の1株株主資本(BPS)1万6931VND(約97円)を
大きく下回っている。

※くれぐれもお取り扱いにご注意ください！！
現地投資家は何を考え、何に基づいて投資をするのか？
いろいろと推察しながら、しかし、あくまでも「噂として」お楽しみください。
 
※こちらの記事はグローバルリンクアドバイザーズ株式会社が、
毎週有料会員向けに配信しているメールマガジン「ベトナム株・経済情報」の
過去記事をご提供いただいたものから「ベトナム株・経済情報」が独自に選んだ、
おもしろい噂を組み合わせて掲載しています。

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ベトナム現地投資家のうわさ話・ナリハミコ鉱産株式公社[KSS]・の巻！

(2015年7月1日 発行ベトナム株通信 第2588号)
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■■■ナリハミコ鉱産株式公社[KSS]■■■

  ナリハミコ鉱産株式公社[KSS](Nari Hamico Minerals)のグエン・バン・ジン会長兼社長及び
ハー・ティ・トゥー・フエン取締役兼経理部長が、6月上旬に緊急逮捕された。逮捕理由は発表されていない。

更に、ホーチミン証券取引所の発表で、逮捕される直前、ジン会長兼社長が
購入予告を出さずに大量のKSS株を売却していたことが明らかになった。
この逮捕報道以降、KSS株価は下落の一途を辿っている。

なお、KSSの3月末時点における負債の部合計は1兆4454億VND(約82億円)で、
総資産の75％に相当する。ベトナム投資開発銀行[BID](BIDV)からの短期・長期借入金の合計額は
9870億VND(約56億円)で、KSSにとってBIDが最大の債権者となっている。

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毎週、スタッフの持ち回りでお届けする「サイゴン・街角風景」。
今週はコンボービエン（ジュゴン）より、「ベトナム人のものづくり」についてのお話です。

我が家は現在引越しに向けてばたばた準備中。
思い切って引越し先のバスルームとキッチンを改装することにしました。
もうすぐキッチンの棚が仕上がるところです。



おじさんが一人でやってきて、各パーツごとに作成した木材をその場で組み立てていくのですが、
持ち込んでから螺子や取っ手の位置を採寸して穴を開けて取り付けていくため、
結構時間がかかるだけでなく、家中木屑だらけです。
本日3日目でようやく終わりが見えてきました。



何人もの知り合いがやってもらった評価の高い業者に頼んだのですが、
外見が綺麗に仕上がっているだけでなく、扉や引き出しの開閉もとてもスムーズ。
不都合なところは今のところありません。
これを1500万VND(約8万5000円)という日本より安い値段で出来るのは
とても嬉しいことなのですが、ひとつだけおじさんに文句を言ってしまったことがあります。



パーツがひとつうまく入らない箇所がありました。
どうするのかなあ、と思っていたのですが・・・。



なんと、壁のほうを削っていました・・・。
おじさんが言うには、壁の厚さが下に行くほど僅かに広がっているため、
こうせざるを得ないと言います。
「削る前に家主に断りを入れるのが当然ではないですか」と文句を言うと、
「こんなのちょっと直せば綺麗になる。何が問題だ」と返されました。



当然、仕上がりはこうです。
綺麗に仕上げたばかりの壁なのに。
壁の施工を頼んだ業者は別なので、またやり直してもらわなければなりません。

ちなみに、バスルームはすでに出来上がっているのですが、
こちらも問題が・・・・。



せっかく綺麗にタイルを貼ってもらって満足する仕上がりだったのに、
最後の最後で、水道の元栓の部分をこんなに雑に仕上げていました。

「ベトナム人は器用だ」とよく言われますが、確かにきちんと人を選べば本当に綺麗にできます。
ただし、「あとで直せばいいじゃない」「この程度はたいしたことじゃない」という考えがあり、
今回の施工のように、全体はとても綺麗にできているのに詰めが甘かったり、
事前に相談があればあまり問題にならないことを事前に言わないということがとても多いです。
こうした点がきちんとできれば、「ものづくり」で世界トップレベルになれるのではないかなあ、
と思ったのでした。

（photo by con bo bien）
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今回は、ここまでです。
最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。
今後とも、「ベ トナム株・経済情報」をよろしくお願いいたします。

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