メー ルマガジン「ベトナム株・経済情報」
VOL.443

2017.09.27

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ヴィエティンバンク[CTG]、テーゾイソー[DGW]、ハウザン製薬[DHG]、
ぺトロベトナム化学肥料[DPM]、ドンフーゴム[DPR]、
ダナンゴムタイヤ[DRC]、ダットサイン建設不動産サービス[DXG]、
エクシムバンク[EIB]、FPT情報通信[FPT]、ペトロベトナムガス[GAS]、
ホアン・アイン・ザライ[HAG]、ホアファット鉄鋼グループ[HPG]、
ホアセン鉄鋼グループ[HSG]、キンバックシティーグループ[KBC]、
キドグループ[KDC]、カンディエン不動産[KDH]、軍隊商業銀行[MBB]、
マサンインベストメントグループ[MSN]、テーゾイジードン投資[MWG]、
ナムロン投資[NLG]、ペトロベトナム・第2ニョンチャック電力[NT2]、
パングループ[PAN]、フーニュアン・ジュエリー[PNJ]、
ペトロベトナム・ドリリング[PVD]、ペトロベトナムテクニカルサービス[PVS]、
リー冷蔵電気工業[REE]、サイゴンビール・アルコール飲料[SAB]、
サイゴン証券[SSI]、チャファコ製薬[TRA]、ベトコムバンク[VCB]、
ビグラセラ[VGC]、ビンホアン水産[VHC]、ビングループ[VIC]、
ビナミルク[VNM]、ビナサンタクシー[VNS]、ベトナムコンテナグループ[VSC]

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CONTENTS
 
01. 工業団地運営会社の上半期業績、増益6割―金融活動収益の増加で
02. 週間☆アクセス数上位ランキング!
     特集(2017年9月18日~2017年9月24日) 
03. 噂のうわさ話
    ロックチョイグループ[LTG]
04. サイゴン・街角風景  
  「アオザイ会チャリティーバザー

01. 工業団地運営会社の上半期業績、増益6割―金融活動収益の増加で

  工業団地運営会社7社が発表した2017年上半期業績(監査済)によると、
約6割の4社が金融活動収益の増加などにより増益となった。

  上半期の税引後利益が前年同期比で増えたのは、ナムタンウエン工業団地[NTC]
(Nam Tan Uyen)、タンタオ不動産[ITA](Tan Tao Investment Industry)、
ビンロンゴム工業団地[MH3](Binh Long Rubber Industrial Park)、
第2工業都市開発[D2D](Industrial Urban Development Joint
Stock Company No 2)の4社。

  一方、減益だったのはキンバックシティーグループ[KBC]
(Kinh Bac City Development)、ロンハウ建設[LHG](Long Hau)、
ソナデジ・ロンタイン不動産[SZL](Sonadezi Long Thanh)の3社。
 


   
  KBCは売上高が前年同期比▲57%、税引後利益が同▲2%減少したが、
7社中で最も高い利益となった。同社は第2四半期に、
100%出資子会社であるホアセンホテル開発社(Lotus Hotel)の
出資持分すべてをマットチョイモック投資社(Growing Sun Investment)に
譲渡し、金融活動収益3730億VND(約18億3000万円)を計上した。

  一方、税引後利益伸び率で見ると、NTCの税引後利益が前年同期の
2.3倍にあたる747億VND(約3億6600万円)へと急増し、最高の
伸び率を記録した。高成長の要因は預金や貸付金の利子が同2倍の
350億VND(約1億7000万円)、配当額も同2.3倍の168億VND
(約8200万円)と大きく増えたことが挙げられる。

  ITAは、監査後の税引後利益が前年同期比+24%増の373億VND
(約1億8000万円)で、監査前に比べ+43%増えた。この要因は
売上原価や借入コストが監査前に比べ減少したためだ。D2Dの
売上高は同▲3%減少したが、金融活動収益が同3.6倍と大幅に
増加したことで、税引後利益は同+25%の増加となった。


 
  売上高利益率から見ると、最も高いのはNTC(102%)で、続いて
MH3(88%)、KBC(85%)の順となっている。残りの4社は売上高利益率が
いずれも50%を下回っており、うち最も低いのはLHG(10%)だった。

  NTCの1株当たり利益(EPS)が4668VND(約23円)で最も高かった。
一方、最も低いのはITAで39VND(約0.2円)。KBCのEPSは881VND
(約4.3円)に留まった。残りの4社は3000VND(約14.7円)を下回っている。


 
  直近6か月における株価変動については、ほとんどが上昇しており、
うちMH3株が+55%、NTC株が+38%、SZL株が+20%、KBC株が
+7%、LHG株が+6%の上昇となっている。一方、ITA株は▲8%低下している。

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02.  週間☆アクセス数上位ランキング!(2017年9月18日~2017年9月24日)

このコーナーでは、前週のベトナム株・経済情報(www.viet-kabu.com)の 
アクセス数の多かった記事を紹介いたします。

1 位 製薬業界で利益2位のピメファーコ、ホーチミン証取へ上場申請―独製薬大手が大口株主
[2017/09/20 19:09 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/170920173616.html
 
  利益額でハウザン製薬[DHG](Hau Giang Pharmaceutical)に次ぐ2位の
ピメファーコ社(Pymepharco)はこのほど、ホーチミン証券取引所(HOSE)に
上場申請書類を送付した。現在の資本金は6520億VND(約32億円)超、
取引登録株式数は6520万株超。

  同社の前身は1989年に設立されたフーイエン医療資材・製薬社で、
2008年に株式会社化を実施した。現在の大口株主は、◇ドイツの
製薬大手スタダ(Stada)社の子会社であるスタダ・サービス・
ホールディング B.V(Stada Service Holding B.V):保有比率49%、
◇ファノ製薬会長およびイメックスファーム医薬品[IMP](Imexpharm)
取締役であるチュオン・ベト・ブー氏:同13.16%となっている。

  2017年上半期業績は、売上高が前年同期比+15%増の8250億VND
(約41億円)、税引後利益が同+30%増の1480億VND(約7億3000万円)だった。
同年通年の業績見通しは、売上高が1兆5720億VND(約78億円)、
税引前利益が3000億VND(約15億円)、配当は額面比20%。

  同社は巨額の現金を保有しており、2017年6月末時点の現金および
現金同等物が前年末比+41%増の1090億VND(約5億4000万円)となっている。

2 位 ビンミン・プラ、外国人保有比率上限を撤廃―株価上昇
[2017/09/21 13:06 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/170921122628.html
 
  南部市場で圧倒的シェアを誇る樹脂管製造大手企業、
ビンミン・プラスチック[BMP](Binh Minh Plastics)は20日、国家証券委員会より
外国人投資家保有比率上限の撤廃が許可された。これを受け、BMP株価が
上昇しており、20日の終値が8万0200VND(約395円)だった。

  年初8か月の業績(速報)は、売上高が前年同期比+6%増の2兆4810億VND
(約122億円)、税引前利益が同▲35%減の3800億VND(約18億7000万円)の
増収減益だった。減益の原因は原材料のコスト増によるものだ。

  同業他社との競争が激化していることを背景に、BMPは売れ行きを
増やすよう努力しているが、シェアが縮小している状況にある。

  ホーチミン市証券[HCM](Hochiminh Securities)はBMPの
2017年業績見通しを下方修正した。同年の売上高を前年比+9.5%増の
3兆6230億VND(約178億円)で据え置き、税引前利益を同▲23.1%減の
6027億VND(約29億7000万円)とし、これまでの予想値から▲15.1%引き下げた。

  これにより、2017年の1株当たり利益(EPS)は5301VND(約26円)、
予想株価収益率(PER)は15倍。

  2018年業績見通しは、売上高が前年比+10.2%増の3兆9930億VND
(約197億円)、税引前利益が同+6.9%増の6441億VND(約32億円)との予想。
EPSは5665VND(約28円)、予想PERは14.1倍。

  HCMによると、BMP株価を押し上げる支援材料として外国人
保有比率上限の撤廃に加え、BMP株29.52%を保有している
国家資本投資経営総公社(State Capital Investment Corporation=SCIC)が
年内にBMPからの出資金を引き揚げることを挙げている。

  HCMはBMP株の理論株価を8万4975VND(約420円)とし、投資評価を
「アンダーパフォーム(Underperform)」で維持した。

 

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03.  噂のうわさ話

※くれぐれもお取り扱いにご注意ください!!
現地投資家は何を考え、何に基づいて投資をするのか?
いろいろと推察しながら、しかし、あくまでも「噂として」
お楽しみください。
 
※こちらの記事はグローバルリンクアドバイザーズ株式会社が、
毎週有料会員向けに配信しているメールマガジン「
ベトナム株・経済情報」の
過去記事をご提供いただいたものから「ベトナム株・経済情報」
が独自に選んだ、
おもしろい噂を組み合わせて掲載しています。

グローバルリンクアドバイザーズ株式会社については、
こちらをご覧下さい。
http://www.gladv.co.jp/members/vietnam/index.html
「ベトナム株通信」については、こちらをご覧下さ い。
http://www.viet-kabu.com/magazine/ad/global/index.php
______________________________
 
ベトナム現地投資家のうわさ話・
ロックチョイグループ[LTG]
の巻

(2017年9月27日 発行ベトナム株通信 第3266号)
______________________________


ロックチョイグループ[LTG]17年+38%増益の見通し
 
 
ロンベト証券[VDS](Rong Viet Securities)は、植物保護剤とコメ、
種苗の3つの主要事業の成長見通しを踏まえ、ロックチョイグループ[LTG]
(Loc Troi Group)の2017年税引後利益が順調に伸び、年間計画を
上回るとの予想を示した。

  LTGがシェア20%を握っている植物保護剤事業について、
今後5年間で年平均売上高成長率が+10%、売上総利益率が33%、
シェアが30%に拡大する見通し。

  輸出が中心となっているコメ事業では、VDSは今後5年間における
年平均売上高成長率を+8.6%、売上総利益率が2017年の1%から
2021年に5%へと上昇すると予測している。

  種苗事業に関しては、2017年~2021年における年平均売上高成長率が
+22.9%、売上総利益率が27%~28%の見込みだ。

  これにより、2017年の業績見通しは、売上高が前年比+10%増の
8兆5550億VND(約430億円)、税引後利益が同+38.4%増の4800億VND
(約24億円)で年間計画を4%上回るとの予想。1株当たり利益(EPS)は
6080VND(約30円)。

  2018年の業績見通しは、売上高が9兆7190億VND(約480億円)、
税引後利益が5320億VND(約26億5000万円)、EPSは6739VND(約33.5円)。

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04.  サイゴン・街角風景

 毎週、スタッフの持ち回りでお届けする「サイゴン・街角風景」。
今週は888より、「アオザイ会チャリティーバザー」のお話です。

 9月22日(金)にホーチミン日本婦人アオザイ会のチャリティーバザーに
お邪魔してきました。「アオザイ会」とは、ホーチミン市在住の日本人女性もしくは
日本人の旦那様を持つ奥様が入会できる女性のコミュニティです。普段からバザー
だけでなく、様々なイベントを催しており、また、入会するともらえるアオザイカード
(提携店での特典が受けられる)も魅力的です。

 今回のバザーは震災復興支援ということで、収益金は
東日本大震災・熊本地震の被災地に義援金として寄付されるとのことでした。

 会場内には、アクセサリーや子供服、お菓子、パンなど
プロ顔負けの手作り品が並びます。




 
  古本、古雑誌なども。



 他にも市内人気店が多数、特別価格で商品を販売していました。

 


 
  さらには、バザー終了間近には半額のアナウンスも!奥様たちがウキウキ
お買い物を楽しんでいる姿を見ると、なんだか嬉しい気持ちになれました。

  アオザイ会のFacebookページはこちらから → ホーチミン日本婦人アオザイ会

(photo by 888)
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今回は、ここまでです。
最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。
今後とも、「ベ トナム株・経済情報」をよろしくお願いいたします。

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