毎週、スタッフの持ち回りでお届けする「編集後記」。
今週はダナン在住のボネより、「中部フエの廃墟に佇む巨大ドラゴン像」のお話です。
先日VIETJOで「フエ:未完成公園内の巨大ドラゴン像、外国人観光客に人気」という記事を配信しました。実は3年前に当時の噂を聞きつけ私もドラゴン像を見に行ったことがあります。今回はその時の写真を振り返りながらご紹介したいと思います。
この場所は廃墟スポットとしてベトナム人の若者や欧米人の観光客に人気で、インスタグラムやブログなどに度々写真が投稿されていました。ただし、廃墟というだけあり、日本のガイドブックなどには載っていませんので、フエ在住の友人に頼みSNSからの情報を頼りに訪れたと記憶しています。
入り口には警備員の方が1名おり、私と友人が写真を見せながら「このドラゴン像を見たい」と言うと、バイクで先導をし、場所を教えてくれました。広い敷地の中には真ん中に大きな湖があります。その横にある道をバイクで進み、池をぐるっと周った反対にこの巨大ドラゴン像があったと思います。
ドラゴン像の中には階段があり、口元まで登ることができます。ただし、老朽化で階段や壁は塗装が剥がれ落ち、また無数の落書きが隅々まで描かれていました。
外から見てみるとドラゴンの爪も大迫力です。廃墟スポットにしてしまうのには惜しいほどの建築物だと感じました。VIETJOの記事にもあった通り、近い将来このドラゴン像は撤去されてしまうとのこと、大変残念に思います。
また、この場所は元々ウォーターパークだったとのことで、ドラゴン像以外にも廃墟と化したプールやスライダーが残されていました。
いずれフエ市が公園として整備する予定だそうですが、どのようになるのか楽しみです。
(photo by ボネ)
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今回は、ここまでです。
最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。
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