1) ホーチミン市場(HOSE)
VNインデックスは、15.95ポイント(3.33%)上昇し、495.08で終えた。売買高・売買代金共に増加した。第1節で8ポイント強上昇した後、やや揉み合ったが、下値が硬かったことから、取引中盤には急ピッチで上げ幅を広げた。第3節では僅かに戻したものの、今日の高値近くで引けた。売買代金も2兆ドンを超えた。海外投資家は、買い越しを続けた。
株価:前営業日比で193銘柄が上昇し、下落したのは3銘柄のみだった。
時価総額上位銘柄も全面高。ホアン・アイン・ザー・ライ(HAG)、サイゴン証券(SSI)、ペトロベトナムファイナンス(PVF)、ソンダ工業団地(SJS)などはストップ高した。基準金利据え置きが伝わり、資金調達の懸念から銀行はやや伸び悩んだ。
商いが活発だったのは、エクシムバンク(EIB)、サコムバンク(STB)、SSI、キンバックシティグループ(KBC)、リー冷蔵電気(REE)など。
下落したのはドタイン技術(DTT)、ドメスコ医療(DMC)、サビメックス(SAV)の3銘柄のみだった。
海外投資家は買い越しを続けた。EIB、SSI、KBC、ベトコムバンク(VCB)、HAG、バオベトグループ(BVH)などへ買いを入れた。一方、ビナミルク(VNM)、ファーライ火力発電(PPC)、ハパコ(HAP)、SSI、BVHなどへは売りを入れた。
2) ハノイ市場(HNX)
HNXインデックスは4.99ポイント(3.18%)上昇し、161.97で引けた。売買高・売買代金共に縮小した。
株価:前営業日比で、231銘柄が上昇、19銘柄が下落した。
1兆ドン以上の時価総額上位銘柄は全面高だった。サイゴンクイニョン鉱産(SQC)、ビナコネックス総公社(VCG)、キムロン証券(KLS)、バオベト証券(BVS)、ティエンフォンプラスチック(NTP)、ヴィエティンバンク証券(CTS)、ビナシン投資石油運輸(VSP)が6%超上昇した。
商いが活発だったのはKLS、ペトロベトナム建設総公社(PVX)、サハバンク(SHB)、ACB銀行など。
初日を迎えたペトロリメックスタクシー(PGT)の平均株価は1万1,500ドン、売買高は21万1,400株だった。
海外投資家は売り越した。KLS、ホアンマイセメント(HOM)、ペトロベトナム技術サービス(PVS)などへ売りを入れた。一方、ウォールストリート証券(WSS)などへは買いを入れた。