サイゴンケーブル株式会社このほど、工場の操業を開始し、年産90万キロメートルの電話ケーブル製造ラインを稼動させた。年末までに銅の溶鉱炉(年産1万トン)、2本目の電話ケーブル製造ラインを稼動させる予定で、電話ケーブルの製造能力は12月には年産120万キロメートルに増大する。
同社は昨年10月に資本金2,000億ドン(約14億3,000万円)で設立された。主な事業内容は、通信ケーブル・電気ケーブル・通信用資材・銅製品・プラスチック管などの製造。同社の主な株主は、サコム通信ケーブル株式会社[銘柄コード:SAM]、タイビン有限会社など。サイゴンケーブル社の株式は現在、OTC市場で額面価格の約3倍で取引されている。