サイゴン商信株式商業銀行(サコムバンク)[銘柄コード:STB]は3月15日、大規模な最新のデーター・センターを正式にオープンした。これにより、STBは専用の通信技術やインフラ管理システムを装備しているベトナムで最初の銀行となった。
ビンズオン省トゥアンアン区に建設されたデーター・センターでは、同銀行のサーバー及びネットワークを24時間体制で管理・監督する。電気系統や空調、及び通信の遮断を予防する通信技術システム開発やサーバーの管理、作業ミスを防止するシステム開発、需要開発のための規模拡大、や銀行分野での応用活用などの役割が期待されている。
同データー・センターの、当初の投資額は30億米ドル。将来、サーバー増設やSTBグループのデーター管理需要に合わせて、投資総額は100億米ドルに上ると見込まれている。