シンガポールの市場調査会社カナリス(Canalys)が発表した2020年4~6月の国内スマートフォン(スマホ)市場に関する統計によると、韓国のサムスン(Samsung)のシェアが33%で首位を維持した。サムスンの販売台数は前年同期に比べ+4%増加した。
2位は中国の「オッポ(Oppo)」で、シェアは17%を占めたが、販売台数は同▲26%減少した。3位は中国の「ビボ(Vivo)」で、販売台数は同3.5倍に急増し、シェアは12%だった。
また、ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンスマート(VinSmart)が開発しているスマートフォン(スマホ)ブランド「Vスマート(Vsmart)」のシェアは11%で、4位に立った。
このほか、オッポの姉妹ブランド「リアルミー(Realme)」の販売台数は同+63%増でシェア9%となり、5位に立った。
なお、同ランキングにはアップル(Apple)のiPhoneが入っていないが、これは国内で販売されるiPhoneの多くがハンドキャリーにより輸入されたもので、正規販売の数字に反映されていないためだという。